ひねもすのたり

柳美里著「命」読了~両親と、そして私の病気

「命」の250頁まで読了。もちろん私は強力な精神安定剤を飲みながら読んでいるのだが、涙が出てきて読み進めない。正直私は、母親がほぼひとりで子供を産み育てる大変さを、ここまで克明に記した書物ははじめてで、今53歳の自分が53年前から両親に育てられた大変さを思い知らされた、と言うよりも打ちのめされて情緒不安定で、この物語はとりあえずもう少しで終わるのだがストップしてしまった。私は両親が揃っていたし、乳母や祖母なども居たはずなのだが、当時の母親の大変さを思うと涙が止まらなかった。そして現在の自分と、健在で居てくれている両親との関係を思い、いくら病気だとはいえ、その親不孝ぶりにもまたどうしようもない感情が噴き出していて自分でコントロールすることが出来ない。

親というものはこんなに苦労してまで子供を育て、そして可愛がり、時には笑い時には泣き、思えば我が家にも嵐のようなものが吹き荒れていたりするのだ。今に始まったことではない。私が精神障害を発症し、ともに暮らしてきたこの数十年間の私とそして両親の苦しみを思う時、私の病状は更に悪循環へと向かうばかりなのである。

「どうしたらいいだろう?」その問いを私は今まで心の中で繰り返してきたが、それ以上に両親の苦しみは大きかったのかもしれないと思うと、胸が張り裂けそうになる。

本当にどうしたらいいのだろう?またしても私は立ちすくんでしまうのだ。そして涙に暮れるばかりなのだ。

 

少し眠った後に最後まで読み終えた。あの後は母親と東さんの掛け合い漫才のようでもある神経質すぎるくらいの赤ん坊の世話ぶりに少し笑えた。そして何とか「命」を最後まで読み終えて、しかしそれでも続編である「魂」を読むのは怖くもありかなり迷っている。

13万馬券的中~!

約13万円馬券的中!
これまでにつぎ込んだ金額もありますが、それでも大幅黒字です。
これが運の尽きでなければいいのですが。。。。
投票合計金額 8,000円 払戻合計金額 128,910円 返金合計金額 0円
開催日 開催場 レース 賭式 投票方法 買い目 投票金額 結果 払戻金額等
2012年9月30日 金沢 5R 3連単 フォーメーション 4,5,6,12→
3,4,5,6,12→
3,4,5,6,7,8,12
各100円
(計8,000円)
128,910円
ちなみに当たりは確か6→4→7でした。
しかしまたこれでやめられなくなります。

英雄待望論は幻想だ~究極の世界

いわゆる英雄待望論はたとえばテレビが作ったお化けだ。私には誰か英雄が居るとも思えないし人々が英雄を求めているとも思えない。要するにそういった幻想を演出しているのは正力や米国の1%側の人間であって、実際には世界は権力を手放したがっているように思う。自由と民主主義と呼ばれた世界が終わろうとしている今、世界は混沌の中にあり、そしてその混沌を整理しようという大きな意思は無い。次の選挙で自民が勝とうが維新が躍進しようが、そんなことは小さなことだ。そんな目先のことを言っているつもりはない。政治は無権力へと向かい、たとえば世界の大国である中国はその権力中枢から崩壊しようとしている。求むと求まざるとに関わらず世界はますますの混沌へと向かっているのだ。そしてその混沌が行き着くところまで行って、その後人々は世界は二度と英雄など求めないし、権力の存在しないこととなるのかもしれない。
篠田 将巳(しのだまさみ)
作家:shinoda masami
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