幸福の島

ハト( 16 / 16 )

そう言うと、ハトのリョウは、太陽のしっぽの中を物凄い速さで飛んでいきました。

ロスタイム( 1 / 7 )

「(よ~し!クーミちゃん、まっててね!)」

サンタは、もう一度、泳ぎ始めました。

ロスタイム( 2 / 7 )

バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ。

「幸福の島」はまだ見えません。

ロスタイム( 3 / 7 )

バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ。

サンタは、さっきよりも、ずっと、ずっと疲れているはずですが、「幸福の島」が本当にあることを知ったので、クーミちゃんへの思いを胸いっぱいに、一心不乱に泳ぎ続けています。

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幸福の島
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