ADHDは頭脳平凡でも年収一千万円に成れる可能性を持っている

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目次

ADHDは頭脳平凡でも年収一千万円に成れる可能性を持っている

ADHD資質活用!一千万円プレイヤーのつくり方


目次

プロローグ

ADHD(注意欠如・多動症)は天才を生み出している

頭脳は平凡でも、ADHDらしさを活かした行動で大成できる

短所は直すものではなく伸ばすもの

伸ばしたADHD資質は強い

ADHDの資質を活かせば一千万円プレイヤーも夢でない

 

第一章 年収一千万円の卵、ADHDの資質はこのように発覚する

理系人間のクセに私は数学が大の苦手ときたもんだ

ミスやらかす前提で選んだ大学入試

質問魔だったらほぼADHD

他人の言う事聞けないほの没頭癖ならADHD

机の上を整理してからやりましょうと指摘されたらADHD黄色信号

 

第二章 ADHDが受けがちな冷遇は利用価値が高い

冷たい仕打ちは捨てたもんではない。拾いものが多くある

ウダツの上がらない店長に見た意外な顔

水の入ったバケツを持つ人見つけるはなし

 

第三章 ADHDが高給取りなるには、常人がやらない方法しかない

自分のアイデア発で仕事を進める方がよく回る

社内で自主的に職場異動する方法

成りたかった自分と、それが自分に合うかどうかは別のこと

失敗して痛いめに遭ったことはADHDでもよく覚えられる

誰が残業で稼いで一千万円プレイヤーになっただろうか

 

第四章 ADHDが高給を目指すなら会社との関係を変えよ

個性豊かであるほど他人から見放される。世の中そんなもんだ

念願の仕事というものは思い過ごし

不得意克服にばかり目を向けると危険が待っていることも

偶然出会った、逆転発想での成功談

会社とは保険をかけてお金を稼ぐ場所だ

 

第五章 開き直りの中に年収一千万円のネタがある

将来は独立起業!しかしアテもないから、とにかくお金を貯める道へ

管理職にならないでお金を稼ぐ方法

社内に転がる「鼻つまみの仕事」に目をつけろ

前例の無い仕事が回ってきたら垂涎だ!

居心地が良いからと同じ仕事を長く続けてはならない

 

第六章 お金を稼げる業務は社内にけっこうたくさん存在する

仕事はサーフィンである!

八方美人の人間関係でなく、狙いを定めた信頼関係構築を!

信頼関係構築には過去を敵に回すこともある

信頼関係だけで年収が大きく跳ね上がることもある

転職と社内異動は年収アップの両輪だ

できない業務に就かされるリスクについて

 

第七章 年収一千万円を掴むために目をつけること

みんなが知らない業務を発見すること

分からない業務を実行する発想を見つけ出すこと

チャンス到来で迅速に転身をモノにすること

転職・転身の最強の味方、コネを活用すること

転職・転身の最強の味方、コネを活用すること

何でもないような知見に商機を掴むこと

つまり、一千万円契約で入社できた理由は専門知識ではなく会社知識だった

 

第八章 年収一千万円コンサルタントの日々仕事風景

コンサルタントは年収一千万円到達が早い

区間天才というコンサルタントの卵のはなし

区間天才で終わってしまえばただの変わり者社員

絞った雑巾からの発想

ワンランク抽象化して覚えれば未経験事態へも応用が利く

仕事のカタチを観察せよ!そうすれば攻略方法が分かるかも知れない

いかに楽して仕事を成し遂げられるかを考えよ

少数でよいから味方を作れ!

コンサルタントとクライアントは一期一会でしかない

余人を持って代え難いコンサルタントは能力だけではなれない

やりたかった事は「やりたい仕事をやる」を追求すること


エピローグ

私の成りたい姿は自由人

スペシャルな仕事はつぶしが利かないことが落とし穴

収入に拘らない仕事という異端の道?へ進むことにした

私には人生を変えた配下社員がいた

大後輩の背中を見て私は著述業になった

私は今まで稼いだお金で時間を買った男

 

プロローグ( 1 / 1 )

プロローグ

ADHD(注意欠如・多動症)は天才を生み出している

ADHD(注意欠如・多動症)は発達障害のひとつであるようだ。気が散り易くて忘れものばかり、じっとしている事はできない。このような症状?が子供のADHDの特徴らしいが大人になると少し変わる。体はとりあえずじっと我慢させることはできる。だが頭の中は動きっぱなしの気が散りっぱなし。その資質は生涯変わり難い。

 

ADHDは「天才病」という別名があるらしい。私は変わり者と呼ばれることがあり、自身も自覚はしていたがなかなかその正体までは分からなかった。ADHDはアインシュタインやエジソンをはじめ誰もが認める世界的な大天才を育んできたそうだ。そんな説がある。彼らは発達障害の公式検査など受けていないだろう。証拠データは無いが彼らの行動からそう分析されている。彼らも自身がADHDだとは知らなかったと思うが、きっと自身の資質を誇りに思っていただろう。もちろん彼らはずば抜けた頭脳も持っていたことで偉業が成し遂げられたのだが、それを助けたのはADHDの資質であることも間違い無さそうだ。

 

私は40歳代の10年間勤める会社で一千万円プレイヤーだった。かと言って私は優秀社員とは真逆で社内で出世街道を歩んだことも無い。しかし実際に約10年間という長期の間に年収が1千万円を超えていた。私は決して頭脳明晰ではないけれど、持って生まれた変わり者の資質が年収を1千万円以上に押し上げてくれる推進力になっていた。なぜなら他にそうなれた他の要因が何も思い当たらないからだ。

 

頭脳は平凡でも、ADHDらしさを活かした行動で大成できる

持って生まれた個人の資質はそう簡単には変えられない。よく言われる自分を変えようというキャッチフレーズは、私はADHDの方々は真似しない方が良いと心から思う。せっかく持って生まれた宝のような資質だから、それを活かして世渡りをする方が効果が大きい。

 

ただし前述したように変わり者と他人に疎まれるかもしれない。周囲が困惑することもあるかも知れない。それはADHDの持つ資質に起因するから、そのようなものだと諦める、あるは諦めてもらうことは着いてまわる。これはもう仕方のないことだと納得した方がいい。しかし世の中捨てたものではない。蓼食う虫も好き好きなように、類は友を呼びADHDだって親友はできるしたくさんの人が寄ってくる。世の中はそのように上手く出来ているから自分のADHDを悔やむことはない。ただ毎日を一期一会だと思って思う存分に進めばいい。

 

短所は直すものではなく伸ばすもの

会社組織の中で年収1千万円を超えることはそう珍しくはない。まじめに会社に通い日夜業務遂行にまい進し、上役の右腕になり部下に信頼される立派な人になれば部長やその上のポジションに出世できる。それは正統派の一千万円プレイヤー。まさに会社員の手本となることだろうと思う。

 

しかしその同じ道をADHD資質を持つ人がまともに歩めるとは私にはとても思えない。ADHDの資質には組織の中で生きるために無くてはならない要素が欠けている。気が散り易くて、よく忘れて、気が利かなくて、空気も読めず、不注意である。よく考えもせずに衝動的行動に出ることもある。さらに一旦興味に火が付けば没頭してしまうこともある。こうしたことはADHDの持つ短所だと思う。それを苦にしている会社員も少なくないだろう。

 

短所を直すことはできないが、発想を逆転すればそのまま長所になる。気が散るということは様々なことに考えが及ぶこと、よく忘れることは過去に拘らずに気分一新できる可能性につながる。そのような発想の転換で世間を乗り切って行くことができる。自身の短所を改めるのではない。

 

伸ばしたADHD資質は強い

もし自分がADHD資質を持っていると自覚できたら、自分の性格を変えてふつうの人になろうなどと考えない方がいい。そんな事は現実的ではない。ADHDの資質は自身を豊かにする可能性を秘めた宝物だと考えた方がいい。短所は短いところと書くように、単に短いだけである。それをそのまま素直に受け止めて、発想を変えて長く引き伸ばせばふつうの人は持てない強力なビジネスの武器にすり替えることができる。

 

ADHDの資質を活かせば一千万円プレイヤーも夢でない

このビジネスの武器を持ったならサラリーマンの成功シンボル「一千万円プレイヤー」になることは決して夢ではなくなる。なぜなら学生時代も会社入社当初もまったく見栄えのしなかったこの私でも、40歳代は一千万円プレイヤーで会社に通していたからだ。

 

これから書くことで、是非分かってもらいたいのは、自分のやり方を考えて欲しいということ。たとえばエジソンは思いつくまま大量の実験を繰り返す中から新しいやり方を発見し、それが発明にと繋がった。このエジソンのやり方は思いつくまま大量の実験を、それもエジソン一人で実験していたようだ。思いつくがままに独りで大量の実験を繰り返して成功を掴む。このようなやり方の考え方を持っていた。エジソンだからこの戦略で大成功したわけだ。

 

他の人にエジソンのやり方はそのまま真似できない。しかし「エジソンは他の者が真似し難い方法で事を進めた」と、少し抽象的に考えれば、他の者が真似し難い方法はいろいろ考え出せるかもしれない。その方法を思いつき実行したら年収一千万円を会社の仕事で稼ぎ出すことはできる。なぜなら他の人にその方法で仕事ができないからだ。

第一章( 1 / 1 )

年収一千万円の卵、ADHDの資質はこのように発覚する

ADHDはあるとき何かのきっかけで気付くことがある。私はそれを明確に気づく時期が遅かった。だから自分はどうも変わり者だとは思っていたが、ADHDの資質を持っている!ともっと早く気づくことができたら、一千万円よりもっと大きな二千万円プレイヤーになっていたかも?知れない。ADHDの資質は活用次第で自分の財産になりビジネスや生活上での武器になる。出来るだけ早く自分は金を生む鶏を持っていることを知るべきだと思う。

 

理系人間のクセに私は数学が大の苦手ときたもんだ

私は学生時代に科学者に憧れていた。科学者は今までの不可能を可能に変える、考えただけで魅力ある職業だと思った。私は数学は嫌いではなかったが試験でいつも低得点。特に文章問題を正しく解くことは困難の極み。とても大問題を抱えていたが理系を諦める気にはなれなかった。

 

理系を目指した私にとって数学は必須。数学無くして科学はあり得ない。だがその数学に重大な問題を抱えていた。文章題のみならず単に計算を解く問題であっても、式に漏れがあるまま気づかずに試験を終えてしまい、その後の休み時間になってから間違いに気づく。こんなことが毎回繰り返される。こんな私の資質は神様でもお釈迦様でも治せはしない。その後もずっとこのミスしでかす私の頭と付き合っていくしかなかったのだ。ADHDの人はこのことだけは、そういうもんだと自分をよく解った方がいい。

 

ミスやらかす前提で選んだ大学入試

大学受験のとき、予備校ではさんざんケアレスミス撲滅を指導されながらも大学受験までそれが克服できなかった。自分でもなぜこんなミスをしでかすのだろうと絶句すること度々であったが、次の試験でもまた同じパターンの早合点による誤解と、計算式の記述漏れや計算間違いが発生する。分かっちゃいるけどミスをする。このクセを直そうと思いながらもできなかった。しかし私は自身の学力で何とか受かりそうな私立大学4校を受験した結果、試験時間編成がユニークだった1校だけ合格できた。

 

合格した1校は受験が3教科合わせて連続3時間の試験時間があった。受験した他校には無いユニークなものだった。そのため比較的得意な科目2つを1時間内に終わらせて、残る2時間を数学に当て、何回も見直しに見直しを重ねることができたために試験時間内にミスに気づき修正できたのでその大学にだけは合格できた。ミスは自分につきものだ!この時既にそう私は認識していた。

 

でもなぜそのときに自分はADHD人間だったのだと気づけなかったのか。当時はネットが無かったから調べようもなかったことが原因だと思う。今はすぐにスマホで調べられるから、思い当たることがあったら是非早く調べた方が、その後に役立つ。

 

質問魔だったらほぼADHD

大学卒業後に入社した頃、初めて聞く会社説明内容は面白かった。気持ちが高揚していて質問したいことも次々に思い浮かぶから毎回質問した。たまに回答者が閉口するような質問もした。先輩同僚から、もう学生じゃないんだからとたしなめられた。聞いてはいけないことを聞いたらしい。気まずかったが、またやった。質問したい気持ちにブレーキがかからないのだ。それで私は浮いた存在となったようだ。お前は理屈っぽいとか、言われなくてもそのぐらい分かれと言われた。

 

後になってADHDは思ったことをすぐ口にしてしまうという特徴があるということを知った。よく考えてから言えということが大事なのだそうだが、ADHDにとっては、よく考えてから、と言われてもそれが理解できない。質問しても良いこと悪いことが判断できる人はADHDではなくて常人だ。質問魔であるかどうかはかなり正確なADHDのリトマス試験紙だと思う。

 

他人の言う事聞けないほの没頭癖ならADHD

学生時代のある日、私は好きだったステレオアンプの工作に朝早くから着手した。前日までに書きあげた電子回路図へ色鉛筆で配線が済んだ箇所を消込み、決して配線間違いしないように念入りにアンプを組み上げていた。もし配線間違いしたら壊すか感電するからだ。だから熱中して取り組んだ。気づいたら夕方になっていた。昼飯を食うことも忘れて、一心不乱にハンダ付け作業に没頭し、気づくと辺りは薄暗い夕方。

 

そのとき何とも言えない満足感と同時に、こんなことを続けられる生活だったらどんなに幸せだろう、心底そう思った。きっとエジソンもそんな毎日を送ったことだろう。母はこんな私の行動を怪訝に感じていたらしい。それ以前にも、幼少の頃の私のそんな異常集中行動を機会ある度に知人にぼやいていた。母は私を常人に違いないと信じていたようだが、実は私にはADHDの資質を多分に持っていたのだった。私は母に感謝している。そんなADHD気質の人間に生み落としてくれたことを。それが幸いして、その後に一千万円プレイヤーになったから!

 

机の上を整理してからやりましょうと指摘されたらADHD黄色信号

整理整頓は効率的に仕事を進めるために大事なこと。これは間違いない。そんな机の散らかしようはおまえの頭の中と同じだと、けっこう尊敬していた先輩社員に指摘されたとき、当たっていると感心した。俺の今の頭の中はこんなもんだと納得したが、机の上を片付けるわけにはいかない事情もあった。一度片付けるとどこに何を片付けたかが分からなくなるからだ。一連の仕事中にそうなってはいけないから、散らかしっぱなしは私にとって仕方がない。

 

セミナーのワークショップをしている時にも似たような指摘を講師から受けた。そのとき「他の人のように机の上を整理しまようよ」と優しく言われて他を見たら、みんなキチンと整頓して課題をやっている。なぜあんなふうに俺はできないのだろうか。それができないのがADHDの特徴だ。ひとつだけ特効薬がある。ある課長が発した号令は「お前ら机の上に出してある物は席を外すときには縦横を揃えておけ!それだけで綺麗に整頓してあるように見える」と言った。これは良いアイデアである。これならADHDの私にも簡単だ。

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大庭夏男
作家:大庭夏男
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