さても、向かう将来に亘(わた)るこの先は、すべてを無に帰すばかりの破滅なのか、それとも、世界を一変もさせる大変革(だいへんかく)の大躍進(だいやくしん)なのか・・・
そのいずれに進むかを試(ため)される、二者択一(にしゃたくいつ)の岐路(きろ)にこそ、今日現代のわたしたちは、まさに差し掛かっているのです。
『 天は、自ら助(たす)くる者を助(たす)く 』
の教えどおりにも、もとより自助なくしては、神のご加護(かご)すら望みようもありません。
あなたご自身、並びに個々人それぞれの自助、延(ひ)いては、それらの協力になる人類としての自助もしくは共助無くしては、これまで通りの過去の過(あやま)ちを、相も変わらず引きずるばかりにすぎないのです。
はたしてどれほどにも、古代よりの負の遺産が、この世・世界を徒(いたずら)に貶(おとし)め、人の一生を、辛(つら)くも哀(かな)しくさせずに措(お)かないのか、その実際こそに、どうか逸早(いちはや)くもお気付きください。
そして、その哀(あわ)れな惨状(さんじょう)を変えるべく、どうかお力をお貸しください。
そして共に、協力の輪こそを、世界にまでも遍(あまね)くお広げくださるべく、お力添(ちからぞ)え願います。
すべては、けっして他人まかせではなく、あなたを始め、個々人ひとり一人の協力になる、不断の努(つと)めこそに懸(かか)っているのです。
あわよくば、独(ひと)りコッソリ、天国・極楽への抜け駆(が)けなどが、偏(ひとえ)に神仏のご加護(かご)に縋(すが)りもすれば、難無くお出来になるとでもお想いでしょうか!?
もしやそうもお想いなら、即刻(そっこく)にも、そんな独り善がりでお門違(かどちが)いなお考えを、正しくも改められるべきでありましょう。
人類は、 『 一蓮托生(いちれんたくしょう) 』 なのですから。
善(よ)きも悪(あ)しきも連帯責任、けっして唯(ただ)の一人の例外さえのないのです!
この世・世界が破滅し、人類が滅亡すれば、それですべては終わり、一切が無に帰するよりないのです。
それでもなお、天国・極楽に迎えられ、救われるとでもお想いでしょうか・・・