救いの途教書 9  人と神の係わり

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前 書 き( 1 / 1 )

 

              前 書 き

 

 

前巻でも明らかにされた、一時代を画(かく)してこの世を去った神々の、所詮(しょせん)はそれらの信仰者ばかりになる、想像(そうぞう)の神象(しんしょう)の限りにして、何ら実質(じっしつ)・実体(じったい)を伴(とも)なわない、偽(いつわ)りの神、すなわちは偽神(ぎしん)以外の何ものでもない、それこその一先(ひとま)ずにも確かめられました。

さては、それに引き続き、なお今に在るご存命中(ぞんめいちゅう)の神々の、はたして全(すべ)てが全て、嘘偽(うそいつわ)りの無い、正真正銘(しょうしんしょうめい)の神々にも違いないのか、それこその糺(ただ)されなければなりません。

さて、その糺し方(かた)として、すでに 『 神明 』 による方法の験(ため)されもすれば、本巻では、努々(ゆめゆめ)過(あやま)ち誤解(ごかい)を惹(ひ)き起こさぬよう、より多面的(ためんてき)且(か)つ重層的(じゅうそうてき)にも、熟慮(じゅくりょ)の限りを尽くすべく、敢(あ)えても見方(みかた)を変えて、 『 人が明かす 』 すなわちは人明(じんめい)を以ってして、さらなる神々並びにその教えとされる事々の、正否真贋(せいひしんがん)を精査(せいさ)しよう次第であります。

はたして、 『 人が明かす 』 人明とは何か?

それは、人によって明かされた、真実にして真理、延(ひ)いては神の理(ことわり)、すなわち神理を解(と)き明かそう、人のみに与(あた)えられた、能力にして務(つと)めに基く、人本来の試(こころ)みにも他なりません。

さては、何より史実に確(あきら)かな、それらの数々を顧(かえり)みれば、さらなる 『 神々のあやまち 』 の、それこそ文字通りにも歴然(れきぜん)と、されようものに違いありません。

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作家:主代 宗元
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