葬式で芽生えた恋

第2章( 4 / 14 )

 およそ30分位で義姉の香織さんは風呂から出てきました。

隙間から覗くと約1メートルの場所で体を拭いています、床に座って見ると丁度目の高さ

が、香織さんの股間の高さと一緒です。ドキドキしながら覗いていると体を拭き終わり

下着を履こうとした頃、義母の声がします。「お湯少し足しといて」との声に「いいよ~」と

風呂場に行きお湯を出しています。香織さんは戻って来て服を着てそのまま出ます。

彼女がリビングでテレビを見ながら子供達とくつろいでいると入れ替わりに廊下を歩いて

入ってくる音がします、義母がバスタオルを持って入ってきました。

私は、見ないようにしようと思いつつ好奇心が働きそのまま覗きました。

どちらかと言うと香織さんを覗く時よりドキドキしました。義母の裸がどんなものか興味が

あり、正直この年代の女性は若い女性とどう違うのか見比べて見たかったです。

 

風呂場に入りお湯を止めて出て来たらいつも家で着ているダボッとしたトレーナーを脱ぎ

少しきつめのジーンズを脱ぐとベージュの下着を着ています。義母は妻より少し太め

ですがデブではありません。ブラを脱ぐと少し垂れた乳房が顔を出します。

ベージュの下着を脱ぐとやはり濃いめの陰毛が出てきました。脱いだ後何故か右手の

指で股を少し擦って鼻に手を持っていき臭いをかいでいます。それを二度程やって

こちらに向かいカーテンを閉めました。私の喉はカラカラで股間はパンパンに勃起

していました。それから、また布団にもぐりどんな顔でこの部屋から出て行こうか

いろいろ考えていると暫らくしてドタドタと足音が聞こえてきて戸を2・3回叩きます。

 

そして、引き戸をガラッと開けて「明、6時半だよ」と言いながら電気を点けました。

私が、まぶしそうに起きると香織さんはニコッとしながら「おめでとう、生まれたね。」と

目を擦りながら「ありがとう、義姉さんは見に行ったの」と言うと「うん、さっきね」と言って

「ほら、もう起きて夜寝れなくなるよ」と言って笑っています。

リビングでテレビを見ていると風呂から上がった義母が入って来て「あら、起きたの」

と言って声を掛け「夕飯作ってあるから食べてから行ってね」と言います。

 

義母と義姉とその息子2人5人で夕飯を食べました。私の正面に香織さんが座って

食べています。それを見ながら先ほどの裸を思い出してしまいました。

彼女は時々私を見て「何、どうしたのニヤけちゃって」と笑っています。

そして「わかった、赤ちゃん生まれたからとっても嬉しいんだ」と一人で頷いています。

 私は、心の中で『嬉しいのは香織お姉さんとお母さんの裸が見れたことだよ』と

思っていました。

やはり、男は何名の女性の裸を見ても飽きずにしかもそのたびに新鮮さがあって

興奮するんだと思い少しだけ大きくなった股間を軽く触ります。

 

 

第2章( 5 / 14 )

 妻の実家で夕飯もごちそうになりそろそろ帰る準備をしているといきなり携帯がなり

すぐに切れました。「また、誰かが間違い電話したんだ。」と言うと

香織さんが「そうそう良くあるんだよね」と言い「でも、掛け直すと知り合いだったりね」

「電話代浮かす為にわざとやる人いるんだよ」「そんな人に掛けちゃ駄目だからね。」と

いろいろ携帯について言ってきます。

 

私は、「そうだよね、ひどいよね」と言いながら話を合わせています。

そして、誰からの電話と言うのは判っているので「それじゃ、いろいろやる事あるから」と

言って急いで家から出て車に乗り込んで走らせて近くの公園で車を止めて直子さんに

電話をします。するとすぐに電話に出て「久しぶり、赤ちゃんどうなの」と聞きました。

「今日、女の子が生まれました。」と言うと「良かったねおめでとう」と言ってくれます。

私が、「また近いうちに会いたいね」と言うと「会いたいではなくやりたいんでしょう」と

笑っています。そして「いいよ、明日でも何時がいい?」と言うと「仕事が終わってから」と

答えると「それじゃ、7時ごろにしようか?」と言ってきました。

私は、それからアパートに戻って12時頃までテレビをみて冷たい布団で寝ました。

その夜不思議な夢を見ました。妻が裸で私の右側に寝て左側に直子さんが同じく

裸で寝ています。そして私の上に裸で乗っている女性がいました。

それは、義姉の香織さんです。しかも義姉は「次は、私の番だよ~。」と色っぽい目をし

ています。びっくりしたのは、義姉の後ろの方では義母さんが裸で立っています。

目が覚めて、なんて凄まじい夢をみたんだろうと思い覗きをした事を後悔しました。

 

 

 

第2章( 6 / 14 )

直子さんと二度目のデート

 その翌日会社に行くと同僚や部下から「おめでとう」と言われ照れくさかったです。

仕事もそんなに忙しくはなく普通に定時に終わり帰る間際に妻から携帯に電話が入り

今日は、特に何もないから長女が生まれた時に買った命名の本を持ってきてと言われ

それを届けてから赤ちゃんを見て妻に「今日は帰るから」と言って病院を後にしました。

 

病院の駐車場から車を出す前に直子さんに電話をしました。当然ワンギリです。

そして1分もしないうちに電話がきます。

「待ってたんだよ、今どこなの」と明るい声で直子さんからの電話です。

「これから食事どうですか?」と言うと「私は今〇〇だからそこまで来てくれる?」との返事

そこは、彼女の実家の近くの書店でした。

そこの駐車場に車を入れると入口の方で彼女が待っていました。

私が入ってくるなり車に近づいて来てすぐ助手席に乗り込みます。

「どこに行こうか?」と言うと「ちょっと先にファミレスがあるからそこに行きましょう」と

そして、約10分程走ったらファミレスがありました。「ここで良いですか?」と聞くと

直子は、軽く頷きます。

 

時間は、7時半頃で家族連れがかなりいます。窓際の席に座りました。

2人とも初めて会った時の緊張感はなくて普通に彼女がメニューを見ながら決めます。

同じ料理を注文しました。彼女がドリンクバーに飲み物を取りに行きます。

一緒に行こうとすると「いいから、座ってて」と言って飲み物を2人分持ってきました。

食事が来て食べてる間は、あまり話をしないで2人ともくもくと食事をしています。

 

彼女が、ティッシュを取り「ちょっとついているよ」と言いながら私の口の周りを拭きます。

そしてニコッとしながら「ねぇ、私たち何に見えるかな」「恋人、夫婦、姉弟」と言うと

「少なくとも姉弟には見えないだろうな。」と私が言うと「恋人に見えるかな?」と笑います

「いや、多分夫婦に見えると思うよ」と軽く言うと「そうかな、そうかな」と頷きながら

自分で納得しています。

 

食事が終わると彼女が「二女の誕生おめでとう」と言いました。「あっ、ありがとう」と

言うと、直子はバッグから祝儀袋を出して「これは、お祝いです。」と差し出しました。

私が「直子さんそんな気を使わなくても」と言うと「これは貴方にではなく赤ちゃんに」と

言って笑っています。「ちゃんと赤ちゃんの物を買うんだよ」と言い私の手を取って

手渡します。私は「有難うございます、赤ちゃんの為に使わせて頂きます」と言って

ジャケットの内ポケットにしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2章( 7 / 14 )

直子さんの意外な初体験

 店から出て駐車場に向かう時直子は私の左腕を組んで車まで歩きます。

そして、車に乗ると彼女が「高山さんお願いがあるんだけど」と照れくさそうに言います。

「なんですか?」と聞くと「連れて行ってほしいところがあるんだけど時間は大丈夫?」と

聞きます。「ええ、今日は直子さんと会う約束だったから他に予定は無いから大丈夫」

と言うと「実は、ラブホテルに一度で良いから行ってみたくて」と言いました。

「ええっ、まだ一度も行った事ないんですか?ご主人とは?恋人とは?」と聞くと

ほとんど彼氏の家かマンションでしかセックスはないと言いました。

 

私は嬉しくなって「それじゃ、これから行きましょう。」と言うと軽く頷きます。

出来るだけ自宅から離れた場所が良いので車で約30分位のところまで行きます。

そして周りに住宅があまり無いような田舎道の近くを選んで行きました。

車ごと入れるラブホテルに入りました。

車から降りて部屋を選ぼうと見ていると直子が「少し高くても楽しい部屋が良いな」と

言ったので「それじゃここにしよう」と言い車をその部屋の駐車スペースに止めます。

私が車から降りてボタンを押すとシャッターが金属音を立てながら降りてきます。

最後にガシャンという音でシーンと静かになるとオートロックのドアがカチッと音を立て

開きました。側にある電話が鳴ってそれを取ると「車に貴重品は置かないようにそれから

車は鍵を掛けておいて下さい。」と言って「それじゃ、ごゆっくり」と言って切りました。

直子が車から降りてくるとドアを少し大きく開き彼女から中に入れます。

 

中に入ってドアを閉め直子を抱きしめてその場で唇を重ねます。

そしてソファーとテーブルが置いてあるところまで行きそこに鍵やバッグを置きます。

私は、ソファーに座りホテルのパンフを見ています。直子は物珍しそうに周りを見ます。

まず、ジャケットと靴下を脱いでロッカーに掛けて靴下も丸めてそこに入れます。

代わりに中からガウンを取り出してシャツとスラックスを脱ぎガウンを着ます。

直子も「私も着替えよう」と言ってロッカーからガウンを出して服を脱いで下着に

ガウンを羽織ります。

 

 

 

パヤオ
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