救いの途教書 6 神々の姿
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前 書 き( 1 / 1 )
前 書 き
前巻の 『 文明記 』 では、ヒト社会の進化について、専(もっぱ)ら実世界を中心に、何より史実(しじつ)の下(もと)に明らかにされました。
さて、それをも受けて本巻では、前巻において実世界に副(そ)わせるばかりでもあった、精神世界こそについて、ヒトの心の奥底(おくそこ)の、兎角(とかく)判然(はんぜん)としない心象(しんしょう)になる、精神世界とはいえ、あえてもその古往蒙昧(こおうもうまい)の闇(やみ)を照らし出すべく、紛(まご)う方(かた)ない真の神明(しんめい)の光の下(もと)に、努(つと)めて確然(かくぜん)とされようものに他なりません。
加(くわ)えて、前巻より持ち越(こ)された懸案(けんあん)の、あのさまざまな疑問(ぎもん)の数々 ・・・
すなわち
はたして、神のヒトを選ばれて、王にまで至らせたのか?
それとも、ヒトをして、神を天にまで昇(のぼ)らせたのか?
神は実在(じつざい)するのかしないのか?
神の教えを説(と)く宗教の、総(そう)じて信じるに値(あたい)するのかしないのか?
あるいは今に在る宗教の、何こそが正しくもあるのか?
それとも、もはや宗教などの、一切以って無用(むよう)の長物(ちょうぶつ)にすぎず、むしろ科学こその、それにも取って代わられるべきなのか?
以上すべてが、ヒトと神との係(かか)わりの妙(みょう)にして、往時(おうじ)の神々の本質(ほんしつ)をも糺(ただ)す、まさに真実の核心(かくしん)にして正鵠(さいこく)をも射(い)ようものであれば、努(つと)めて詳(くわ)しく呉々(くれぐれ)も誤解(ごかい)のなきよう、それらの答えの本巻をしても、順次(じゅんじ)明らかにされよう次第であります。
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shinrikyusai
作家:主代 宗元
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救いの途教書 6 神々の姿
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880円
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