「うわ! そんなアッサリと断言しやがって・・・」
俺のそのような態度に、ちょっとだけテンションの下がる浩二・・・。
「だってやるも何も、そもそも俺は見てるだけじゃん」
それの一体何が、面白いと言うのだろう?
「でも見てるだけでも、新たな一人しりとりの新境地が開けるかも知れないぞ?」
「どんな新境地だよ・・・」
宏がそんな事を言って、俺をノせようとしてくるが・・・。
ぶっちゃけ、そんな訳の分からん新境地なんて開きたくね~w
「まぁまぁ。そんな事言わずに、騙されたと思って一度だけやってみよ! ね♪」
「・・・・・・」
さっき浩二の馬鹿に騙されてた、雪菜にだけは言われたくねぇよ!
・・・なんて思ったけれど、何だか雪菜が可哀想な気がしたので、喉元まで出掛かったそんな言葉を寸での所で、ぐっと飲み込んだ。
何て優しいんだろう、俺ってやつぁ・・・。←だから自分で言うな!w
でもこれだけは、ハッキリと言わせて貰うぞ。
「・・・だから何で、判定する立場のお前らの方が俺よりもメッチャ乗り気なんだよ?」
さっきから気になっていた事をそう聞いてみると。
「見てて飽きないから☆」「見てて飽きないから♪」
メッチャ綺麗にハモリながら、そう即答しやがった・・・ww
「うっわ! すっげ!! ハモッたっ!?」
俺、変な所で大興奮!!www
・・・てかまた、そんな理由なのかよ?(苦笑)
「・・・はぁ。わ~ったよ! やればいいんだろっ! やればっ!!」
もうこれ以上、何を言っても無駄だと悟った俺は、ヤケクソ気味にそう叫んだのだった・・・(爆)
「暇潰し対決1~後編~」に、つづく!