オニオン物語

1年目( 8 / 8 )

駒谷仁美

#今回は作者急病のため、「野音のすべて」は次回公開とさせていただきます

僕のAKB48ファンの歴史の中で、推し以外では忘れてはいけない子が居る。
現在はSDN48の三期生でもあり、オリジナルメンバーである元チームAの駒谷仁美である。

妻がこの子を見たいということで、劇場に通うきっかけになった子でもある。
妻はこの子の強烈にこの子を推していて、一時期妻が体調が妊娠していることもあり、劇場に通えない時が続いた。その時に、僕は手紙を二度ほど送ったことがある。

そのことを、彼女はボウリング大会であったときに、手紙のことを覚えててくれて、ありがとうといってくれた。
僕の中で、上位推しメンということにはならなかったけど、いい子だなって、アイドルというか芸能人なのに、イキってないと思った。

ボウリング大会では、彼女がたまにモバメで送ってくる、小僧寿しについて語り合った。
語り合ったといっても、うちも近所にあるんで、食べるんですよ。おいしいよね。って程度だけど。

そして、2008年夏に妻は家を出ることになっていた。そして、最後の思い出に、駒谷と3ポラを撮ることになった。もちろん、ヤフオクだ。
自引きで3ポラを引けるほど、僕の運は底をついていた。

そして、3ポラをもって、A公演に出かけた。

3ポラの時、妻はとてもうれしそうだった。もう最後なんだなと。これで終わりなんだと思いながら撮影していた。
そして、別れ際、僕は駒谷に「そろそろA5thだから、楽しみにしているよ」って伝えた。
その時、駒谷は「うん、、」って少し歯切れが悪かった。

その時、まさかあんなことになろうとは思っていなかった、、、

そして、3ポラを撮り終えて、写真の出来上がりを待っていた。その時、たまたま大江が顔を出していて、こっちに手を振ってくれた。
当時、僕は大江の歌声やクマのぬいぐるみで乱暴に、脇にクマを投げる姿がかわいいと思っていた。少し、実は惹かれていた。

そして、また僕はダークサイド(推し変)へ足を踏み入れようとしていた、そんな僕に衝撃の事実がつきつけられようとしていた。

【続く】

文責:オニオン物語
オニオンリング
作家:オニオンリング
オニオン物語
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