片麻痺リハビリ 29年現役専門職が本音で語ります! vol.1(完結)

第1章( 8 / 18 )

(8) リハビリでお客様が壊されていることはリハビリが問題にすることはありません!

こんばんは。

田舎にいっておりまして。

道が凍っていて、あぶなかったですけどね。

新品のスタッドレスになっているんですけど

やっぱりブリザックでないので、効きがなんとなく違うように

思っております。

ま、いざとなったら、チェーン大好きな管理者ですので

その点は心配しておりませんけど。

、、、、

とにかく、雪道、凍結した道には気をつけましょう。

、、、、

さてさて

このところ、腰部所見と片麻痺ということで

集中的に投稿してきましたけどね。

みなさんには興味がないでしょうかね。

しかし、片麻痺ということで、ブログ書いていますけどね。

その中でも、検索には結構、下垂足という項目も多いんです。

????

ですから、片麻痺と下垂足というのは

全く関連のない項目なんですけど

実際には、下垂足という状態を生じる、認めるお客様が

かなりの割合でおられますので

どういうわけか

片麻痺に関係した話題になってしまうんですね。

、、、、

尖足という所見との鑑別も大事なところですけどね。

そのことをもう少し書いておきましょう。

????

え、よくわからない?

下垂足というのは、足関節の緊張が抜けた状態であって

足首がかなり緩みを生じてしまっているといってもいいと思うんですね。

ま、厳密に言えば

背屈、つまり、つま先を上に持ち上げる筋肉

すなわち前脛骨筋という筋肉が、ほとんど機能しないがために

つま先が重力に逆らえず

だらんとしてしまう状態をいいます。

、、、、

ですから、確かに片麻痺の下肢の回復という点で

ステージとして、1とか2とかいう段階にあるとすれば

一見すると下垂足という所見があっても

何ら不思議ではないんですけどね。

実は、違うんですね。

もちろん、重度の麻痺という状況において

そのように見える場合は、かなり多いと思うんです。

しかし、特定の筋肉の麻痺ということはなく

麻痺側全体に弛緩した状態がみられるわけであって

そうなったときに、本当に足関節だけがだらんとしてしまうようになるのか?

といえば、これもまた微妙な感じの変化を認めるんですね。

、、、、

ま、片麻痺で説明すると訳がわからなくなると思いますので

いわゆる腰部脊柱管狭窄症という所見がありますけど

その場合には、明らかに下垂足という所見がみられ

その時の歩き方は、鶏歩(けいほ)といいますけど

膝をかなり高く持ち上げる歩き方になります。

、、、、

それでもつま先をひきずるということになるんですね。

で、片麻痺のお客様でもし仮に下垂足という状態になったとすると

その歩き方は、当然ですけど、伸び上がり歩行という形になります。

????

要するに、麻痺側の下肢全体を持ち上げる筋力がありませんので

膝だけが曲がるということはなかなかできないということです。

、、、、

これが正しいって、専門職は言うのかもしれませんけどね。

実は違うと思うんですね。

????

つまり、片麻痺でよくみられるところの下垂足の所見を認める

お客様のステージを確認してみると

大抵の場合には、今まで紹介してきましたけど

上肢のステージが相当高い状態にある場合が

かなりの割合になっていると思うんですね。

すなわち、上肢と下肢のステージの差が2段階くらいあるのが

非常に多いと思うんです。

え、よくわからない?

ですから、下垂足のお客様で、下肢の麻痺が強いように見えても

実は上肢の回復がかなり進んでいるということが

よくあるということです。

、、、、

、、、、

これは、実に興味深い関連性であると思いますけど

つまりは、通常の片麻痺で考えると

下肢のステージのほうが上肢よりも高めになるんですね。

しかし、下垂足ということで考えると

その法則性は明らかに否定されるんです。

????

一方、尖足という所見で考えると

ステージの法則、つまり、下肢のステージが上肢よりも

大抵の場合には、1段階程度高くなるということですけどね。

それには別に抵触することはありません。

で、脳の回復ということで、いったい、この違いを

どうやって説明できるのか?

というと、説明できないんですね。

、、、、

ですから、片麻痺と下垂足というのは

一見すると足関節の問題、見かけ上の状態が尖足と

同じように考えられてしまうので

関連性があると誤解されてしまうんですけど

それは、やっぱり腰の症状として判断すれば

非常に簡単に解釈できると考えるんですね。

????

で、これを専門的に説明しておきますけどね。

もし足関節に動揺性などみられる

あるいはアキレス腱の短縮がなければ

腰からの症状と判断しております。

しかし、これがアキレス腱の短縮を伴うようになっているとしたら

一見、下垂足っぽく見えますけど

実は、中枢性の麻痺の影響と考えるんですね。

なぜならば、腰部脊柱管症状で考えた場合には

足関節には特に筋短縮がみられないからなんですね。

これが、片麻痺であれば、下肢全体に筋肉に短縮傾向が

顕著にみられるがために

アキレス腱にも短縮の影響が出現するんです。

それって尖足では?

、、、、

つまり、尖足のようにあきらかに筋短縮と筋緊張の亢進が絡むと

それは厳密に尖足ということになるんですが

筋緊張が亢進していない、なぜなら、ステージが2では

筋緊張の亢進には至っていないということですので

アキレス腱の短縮があって

要するに背屈が困難な状態ということで

それは、腰部症状の下垂足の状態でみられる

足関節の動揺性がみられる状態とは

明らかに異なっていると言えるんですね。

????

ま、こういうことをリハビリの専門職がもし問題にするのであれば

実は、片麻痺で下垂足という所見が

みられた場合には

それは明らかに、片麻痺ではなく

腰部症状の見落としになっているとしても

決して言い過ぎではないと思うんですね。

????

ですから、それでも、片麻痺への通常、教科書的なリハビリを

実践しているとしたら

お客様には片麻痺で、なにが身体に起きたとしても

それが片麻痺という症状にマスクされていますので

仮に、腰の症状としての下肢所見が増悪されてしまったとなっても

それは、リハビリの専門職には

そもそもわかっていないはずですから

誰も責任を痛感するということはないと思うんです。

、、、、

ま、暴言とされても、管理者は別に構わないんです。

管理者の身近にいくらでも、こんな感じになっている

お客様がおられるんですから

それは、リハビリのあり方にも相当の関係があってしかるべきと

考えております。

でも、世の中というのは、実におかしな話で

お客様も知識がありませんから

医療として、リハビリの専門職のことを

疑うことを誰もできないんですね。

そして、リハビリも、こういうことを話題にすることは

まずありません。

、、、、

誰も問題にしないんです。

ですから、片麻痺で下垂足というような状況がみられる場合にも

非常にこれも問題になるんですけど

装具の適応が不十分なまま

放置される事例が後を絶たないと思います。

????

末梢神経障害であれば、きわめて症状の回復というのは

整形外科的な処置をしても、なかなか改善困難であると思うんですね。

ま、気づいた時には手遅れになっているというのが

よくある話です。

、、、、

それなのに、片麻痺で下垂足という状態を認める方には

装具療法さえ行われないでいるということを

これも良く経験するんですね。

いったい、どういうことなんでしょうか?

おわかりですか?

片麻痺であるとしたら、筋緊張が亢進してくることを

装具が妨げるとして、判断しているとしか思えないんですね。

????

ということで、いくら、歩き方が悪かろうが、お客様には

装具さえなして過ごされる方が、非常に多いんです。

で、そうなりますと、さらに悲劇が生じる可能性があるのです。

ま、しつこいですから、この記事もここまでにしておきます。

次は、理学療法と作業療法の深い溝について

このことを絡めて説明します。では。

第1章( 9 / 18 )

(9) 片麻痺のお客様に後遺症を作っているのは、リハビリに原因があり、それは理学療法と作業療法の相容れない問題でもある!

こんばんは。

ま、このところ、あんまり興味を惹かない記事ばかり

書いておりますので。

すっかりとアクセスがドン引きしております。

ま、予想どおりって感じですけどね。

、、、、

このブログを読まれている方は

いったい、何を目的に読んでいるのかを

あらためて考えてほしいんですね。

、、、、

要するに、リハビリという業界が、申し訳ないんですけど

片麻痺だけでなく、結局は

片麻痺に何もできないということを

専門職であるのに、結果を出せないということを

別にそんなことは、言わなくても

お客様には、後遺症が残るわけですから

誰が言わなくても、もっともリハビリの対象が多い領域で

あまり意味のないことばかりを

しているということに、もっとそのまんま東のように

どげんかせんといかん!

ってならないと、お客様には、とにかく泣き寝入りさせているわけです。

、、、、

で、これが事実であるという認識を

もっと訴えることが必要であるということで

管理者は発信しているんです。

、、、、

しかし、実際には、こういう情報をいくら流しても

それが世の中には、なんとも反響がないわけです。

もっとも、文章ばかり書いても説得力がないからですけどね。

、、、、

しかし、実際に、片麻痺のリハビリということでは

もっとも基本的な対応は、理学療法において行われ

さらに日常生活上の問題に対しては、あるいは高次脳機能などについては

作業療法において対応されております。

ま、別に片麻痺に限らずですけどね。

????

前回の記事の続きにもなりますが

片麻痺でお客様に下肢の麻痺が非常に強いようになってしまうのは

鑑別についても書きましたけど

足関節、アキレス腱の状況によって

相当の確率で判断できるものと思っているんですけどね。

従来からの教科書的対応を、安易に持ち込むということによって

知らず知らずに状態を悪化させている可能性があります。

それって、誰の対応が主なんでしょうかね?

、、、、

ま、理学療法においてとは断言しませんけどね。

かなり、そこには加担している可能性があると思うんです。

いえいえ、管理者の独自見解ですからね。

、、、、

で、それが正しいかどうかではなく

片麻痺の理学療法においては、左右非対称の姿勢のままで

歩行練習を行うということが、日常的に誰も問題にしないんですね。

????

????

もちろん、理学療法がすべて悪いということではなく

しかし、左右非対称になっているままの歩行を日常においても

容認しているという事実は、決して否定できないわけです。

、、、、

で、このことが大きな波紋を呼び込むことになります。

ま、続きは、次の記事にかきますね。では。

第1章( 10 / 18 )

(10) 片麻痺のお客様をどんどんと悪くする歩行練習のあり方を斬る!

こんばんは。

本当は、今朝、一本記事を書いたんですけどね。

急用ができてしまい、アップ直前にパソコンを切ってしまいました。

ということで、あらためて記事を書いているんですが、、、

、、、、

片麻痺のお客様を壊してしまうのは

実は、左右非対称のまま、お客様の姿勢や動作を

どんどんと放置してしまっていることにあるんですね。

????

ま、わからない人も多いと思いますけど。

こういうことを考えてほしいんですね。

どんなことでもいいんですけど。

物事には正しい対応の仕方ということがあると思うんですね。

、、、、

要するに癖のようなもので

例えば、漢字の書き順一つとっても

間違って覚えてしまっても

書き順を問われることさえなければ

漢字が書けることができさえすれば

別に、特に問題にはなりませんよね。

、、、、

料理なんかもそうでしょうけど

要するに美味しくできてしまえば、決してB級グルメであろうが

それが、卑下されることはありません。

、、、、

しかし、だからといって

やはり手順を間違えるとか

常識的なことから外れてしまうということがあれば

それは、できれば、正しい適切な対応に直すということが

必要であろうと思うんですね。

、、、、

ま、たとえはあまり良くありませんでしたけどね。

片麻痺のリハビリが本当に正しい対応において実行されているとすれば

こういうことになると思います。

、、、、

お客様には、病気になる前の身体の状態に近づいていくはずである。

ということなんですね。

????

しかし、教科書的に片麻痺の回復を検証してみると

筋緊張の回復という曲線があるわけです。

つまり、教科書に従って片麻痺の回復を促すというのが

医療の世界では、ほぼ常識として、今もなお養成校での教育が

平然と行われているんです。

、、、、

で、片麻痺のお客様の回復がほとんど麻痺が残らないように

なっているのか?

と言えば、そうではなく

結局のところ、片麻痺のお客様の慢性期には

非常に多くのお客様が、マンウエルニッケ姿勢という

片麻痺の特徴的な姿勢とされておりますけど

肘を抱え込んで、肩で風を切るというような

斜めに構えた姿勢で、重心が非麻痺側にシフトしている

それでいて、動作全体がギクシャクとして、あたかも非常に硬い

そういう歩き方を認めるわけです。

????

で、はっきり申し上げますけど。

そのようなお客様の歩行って、その後に、きちんと改善していくのですか?

、、、、

特に理学療法士にはきちんと答えてほしいわけです。

、、、、

ま、さらに言えば、どうしてそのような歩行になっていくのか

おそらく、誰もが経験していると思うんですけどね。

歩行の不良というのが、どんどんと進んで行くように見えるお客様が

多いのではないのでしょうか?

その理由を明らかにしてほしいんですね。

、、、、

、、、、

で、ま、答えなんて別に期待しても無駄なんですけどね。

要は、お客様の身体が、全身状態が健常な状態に近づかないで

どうして、片麻痺の回復って、その後にありえるのか?

そして、リハビリのベースとなっている部分での

運動療法、歩行練習というような対応において

本来、元に戻っていくべき自然な姿勢からは

明らかにかけ離れている

姿勢緊張が亢進し続けている状態というものに

なぜ恒久的に支配されるように

お客様の多くの人に認められてしまうのか?

、、、、

どうやら、このことには、リハビリが大きく加担しているとしか思えないんです。

????

で、得意の逆説でいきますけどね。

筋緊張の亢進という概念をとっぱらってしまって

考えてみましょう。

つまり、筋緊張を回復曲線のようなピークの状態にまで

亢進させなければならない理由が

いったい、どこにあるのか?

なぜならば、筋緊張が亢進して、その後に本当に

簡単に緊張が亢進した状態での姿勢や動作

それって、習慣化してしまうので、身体にとっては

新しく学習してしまうことになるんですね。

で、自然な状態ということを、身体はすっかり忘れてしまうんです。

、、、、

そんなことをあえてリハビリで対応する必要が

本当にあるのでしょうか?

それよりも

別に回復曲線、緊張の亢進なんていうことを

最初から放っておいて

いつでも、緊張が自然の状態になるようにしておくことだけで

お客様の不良な姿勢が進んでしまうようなことは

容易に防ぐこと、良い状態を維持していくことができると思うんです。

、、、、

ま、みなさんにはわからなくても構いませんけど。

しかし、リハビリの世界において

運動療法、歩行練習、その他筋トレや動作練習などですけどね

明らかに紋切り型のワンパターン

決まった方向でしか、身体を動かすことをしなくなるんです。

そして、片麻痺であるがゆえに

どうしても、お客様に立位や歩行ということを行う場合には

動作の自立が優先されるがために

麻痺側に重心を移動させることを

指導できないわけです。

なぜならば、一人でお客様が立位や歩行、移乗動作などにおいて

転倒する可能性、リスクが非常に高くなるからです。

、、、、

で、これは間違ってはいないんですけど。

考え方として、非常におかしなことがあります。

、、、、

片麻痺のお客様が、どこに動作が自立できなければいけないと

誰が断定してのでしょうか?

お客様の希望、理想は、麻痺の回復にあるんですね。

ですから、動作の自立というのが

もし、麻痺の回復と矛盾している概念であったと知ったとき

お客様は、動作の自立を優先するのか

それとも麻痺の回復を優先するのか

、、、、

どちらなんでしょうか?

、、、、

今のリハビリの世界では、この選択ということでは

大抵の場合に、動作の自立を優先していると思うんですね。

で、それを良しとしていると思います。

????

しかし、片麻痺のお客様の麻痺の回復については

動作優先の対応の結果として

左右非対称の姿勢が強化されてしまい、そのままの姿勢で

単方向での動作が延々と繰り返されるんです。

歩行で言えば、非麻痺側に重心がシフトしたまま

麻痺側にしっかりと荷重するということができないまま

歩行が進められるんですね。

、、、、

で、みなさんに意識してほしいんですけどね。

片麻痺のお客様の全身状態を

本当に再現できるのであれば

いかに、左右非対称、空間的にねじれたような姿勢が

いったい、身体にとって、どのような影響をもたらすのかを

真剣に考えてみてもらいたいわけです。

、、、、

しばらく前に、腰部所見を認める片麻痺のお客様のことを

書きましたけど、片麻痺になって

それから腰の状態が悪くなるということも

これを読まれている人には

はっきりと理由がわかっていてほしいんです。

、、、、

他人のことをきちんと考えるということは、そういうことなんですね。

ですから、管理者はみなさんには

大抵の片麻痺のリハビリを指導している専門職を

疑ってかかることはないでしょうけど

それが、本当に危険なことであるとして

警鐘を鳴らしているわけです。

そして、このような解釈のあり方というものが

実は、どこにもないんです。

、、、、

ですから、申し訳ないですけど

片麻痺のお客様に対してのリハビリについては

通常のリハビリ、特に理学療法の対応とは

管理者は全く、質の異なる対応を行なってみて

それで判断するようにしているんです。

で、その結果は、このブログのほか、電子書籍にも示しているとおりです。

ま、あえて、片麻痺のお客様でこういうことを

とことん追求していると申し上げておきますけど

お客様に、とにかく出来るだけ良い状態になってもらうためには

姿勢不良を容認する

左右非対称の歩き方をどんどんと実行させる

そういうリハビリの対応に、相当の問題があるとしておきます。

、、、、

そして、このことは理学療法についての警鐘になるんですけど

さらに作業療法の大問題ということについて

この次には説明していくこととします。

ま、とんでもない世界であるということをオープンにしておきますね。では。

第1章( 11 / 18 )

(11) 作業療法が片麻痺に勝てる日は、、、来ないんですね! どんなことをしてもです!

こんばんは。

寒さに耐えかね、貼るカイロを腰に貼りました。

快適ですよね。

、、、、

ということで、母親にも買ってあげまして。

自分や家内にも使えるようにさらに買いましたけどね。

ま、火傷には気をつけて使っていきたいと思います。

さてさて

今日はクリスマスイブですけどね。

子供はまあ

可愛いもので、相変わらずサンタクロースを信じております。

ということで、すでにプレゼントは買ってありますけどね。

今年は3DSになりました。

あはは、本当はWiiなんだそうですけど。

予算がありません(涙)。

、、、、

、、、、

いえいえ、息子の誕生日が1週間前でしてね。そのプレゼントも

あるものですから、とてもとても

いくらサンタの頼みとはいえ

わずか2週間で、お年玉まで含めるとね

莫大な出費になりますので、ここはあえて掟破りのプレゼント替えに

踏み切りました。

、、、、

ま、子供も、それも欲しいとはいっているので

問題はなさそうですけどね。

、、、、

さてさて、本題になりますけど。

リハビリという世界は、理学療法が基礎的な領域についての対応を

行うようになっております。

????

で、作業療法というのは、もちろん、理学療法的な対応が

できるできないということではなく

しかしながら、お客様の生活全般についての対応やら

高次脳なども含めての、様々な活動にアプローチすることになっているんです。

、、、、

で、運動療法や歩行に関しては

教育の現場では、専門的なカリキュラムはなく

理学療法全般の基礎的な知識を持っていないんですね。

、、、、

ま、すでに医療現場で働いている作業療法士であっても

要するに、学校で習っていないのに

あたかも作業療法では応用動作は対応しているということで

理学療法的なものも理解しているつもりになっているんですけど

あくまでも見せかけであって

実は、作業療法士というのは基本的な対応

つまり、理学療法で行なっている、物理療法もわかりませんし

運動療法全般についても

別に全てを理解できているわけではありません。

、、、、

まして、歩行練習などに関しては

下手すれば、実習の評価からも抜けたりしますので

いかに、何も知らないのか

というよりも

教育の現場において、つまりは養成施設においての

指導さえも受けていないという事実があるんですね。

、、、、

、、、、

ま、ばっさりと斬捨てましたけど。

作業療法士が、片麻痺のリハビリということで

上肢の麻痺の回復とか対応することが

多いわけですけどね。

実は、結果を残せるはずがありません。

なぜならば、私の記事を相当読まれている方ならば

お分かりでしょうけどね。

片麻痺の特に上肢の回復は

全身状態を調整していかなければ、断言しておきますけど

よほどの自然回復的な状態が順調に進む人、お客様以外では

まず、大抵の場合には、実用性の回復に至らないと思うんですね。

、、、、

、、、、

もちろん、順調な回復を認める人がいないわけではなく

そのように順調に回復するという人の

特徴としては、やはり全身の姿勢に違和感が伴わない

左右対称、もっといえば、病気になる前の状態と

あまり変わらない姿勢が見られるということが

間違いのない事実として存在しているんです。

????

つまり、麻痺の回復がきちんとなされるということは

そもそも、別に理学療法とか作業療法とかの住み分けではなく

全身状態をきちんと調整できるような指導が必要になるということです。

、、、、

しかし、前回の記事に紹介しましたけどね。

すでに理学療法では、片麻痺のお客様への対応として

日常的な姿勢、動作において

もちろん、それは歩行ということも含んでいるわけです。

、、、、

つまり、基礎的な対応を行なっている理学療法において

すでに左右非対称、つまりは、お客様の姿勢や動作が

病気になる前のそれらと比べて

明らかに異なる状態での、姿勢や動作を認めているということになります。

、、、、

そして、そのことが、実は上肢の回復ということを

絶対的にストップさせてしまうことになるんです。

、、、、

お分かりですか?

ま、このことが理解できないのであれば

とても片麻痺のリハビリを語る資格は

みなさんには

、、、、

やはり、酷な言い方になりますけどね

ない!

って申し上げておきますけど。

、、、、

つまり、麻痺側上肢には、常に持続収縮が働き続けるんです。

そのことによって、麻痺側の上肢は

いくら緊張をコントロールしたくても

リハビリ場面だけでの緊張への対応を行うだけであり

結局は、日常的にとんでもない持続収縮

それって、連合反応であり、過剰な努力性収縮にともなう

同時収縮としても良いわけです。

で、もっといえば、バランス反応ということも加わります。

ですから、作業療法士が、こういうことを

全身調整するという、基本的なカリキュラムも受けておらず

歩行全般の知識も、技術もないのに

調整できるはずがありません。

まして、理学療法と作業療法は相容れない状態として

それぞれの業界団体の協調した関係は

どこにもないんです。

、、、、

、、、、

つまり、いくら作業療法が麻痺の上肢の回復を

促したいと思っても

それは、あくまでも机上の空論、理想論にしかすぎず

決して、管理者が対応しているようなことを

実践するはずもありません。

、、、、

ですから、この先も、片麻痺のお客様に対しての

世の中全般の見解、常識として

いつまでも、片麻痺の上肢や手指の回復は

相当難しいものであるとして

認識そのものが、放置され、結果として

お客様には、良くなるはずの回復さえ

闇のなかに葬り去られるような顛末しか

繰り返されないと思うんですね。

、、、、

、、、、

ま、実に情けない話ですけど。これが実態というものです。

もちろん、抜け道はありますから

そのことは、どんどんと書き続けていきますけどね。

では。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
片麻痺リハビリ 29年現役専門職が本音で語ります! vol.1(完結)
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