ラスボスの思想(14)

              人類の危機

 

 人が生きているということは、脳と心臓が働いているということです。特に、大脳が働いているときは、自覚症状があるため、幸福や不幸を感じます。ほとんどの人は、大脳が働いているから、毎日の生活ができることを理解しています。また、当然、人は、生物であり動物であることも理解しています。

 

 人は、しゃべったり、人の話や歌声を聞いたりできます。ほとんどの人は、これらの能力を生まれた時から徐々に習得して行くので、特別な関心を持ちません。考えたり、話したり、聞いたり、これらの言葉を媒介とする行為は、大脳の働きです。誰しも、大脳生理学的な機能はわからなくとも、もし、大脳が働かなければ、考えることも、しゃべることも、聞くことも、書くことも、できなくなることぐらいはわかります。

 

 だから、私たちは、大脳のための良い環境を考える必要があるのです。大脳の環境として考えられるものとして、酸素、光、栄養素、五感からの情報、電磁波、化学物質、ホルモン、グリア細胞、など様々なものがあります。特に、酸素は不可欠な要素で、十数分間欠乏しただけでも、脳の一部は死んでしまいます。

 

 私たちは、食欲を満たすために多種多様な食物を摂取しますが、脳のためになるものを意識して摂取している人はほとんどいないでしょう。大脳の育成には、酸素、栄養素、グリア細胞などは、当然、不可欠ですが、大脳辺縁系や間脳の作用も大きな影響を持つ要素と考えられます。

 

 大脳の育成に最も大きく作用する部位は、大脳辺縁系の中でも海馬と偏桃体ですが、偏桃体と海馬の相互作用について、具体的には解明されていません。偏桃体は、身に迫る危機に対する敏感な反応をする部位です。この危機感や不安感が、海馬にどのように作用しているかを解明することは、海馬機能の解明の糸口になると考えられます。また、大脳を最大限に有効利用するためにも、海馬を中心とする大脳辺縁系の機能の解明が不可欠と考えられます。

 

 現在、人類は、絶滅の危機に直面しています。人類の存続を可能にするためにも、大脳を有効に利用できる手法を考え出すことは不可欠と言えるでしょう。大脳、大脳辺縁系、グリア細胞、これらの相互作用を解明できれば、誰もが、大脳を最大限に活用できるようになるのではないかと考えます。私としては、ただただ、将来、人類の共生を可能にするシステムが開発される時がやってくることを願うばかりです。

 

 

          一休閃颯

 

*無名でも ムサシがいれば 当選さ

 

*アホウドリ めくら選挙で 阿波踊り

 

*毒食って 知らぬが仏 日本犬

 

*調査から 集めて早し 結果かな

 

*日本犬 毒饅頭に シッポ振る

 

 

*著名人 誰も気づかぬ ゴムマスク

 

*日本犬 お手と同情 得意なり

 

*中卒も 議員になれば 先生さ

 

*ゆう子姫 心に残る 名演技

 

*夕暮れに ベンチでのんびり 親子猫

*くら寿司や 歓喜に混じる 皿の音

 

*くら寿司や 鬼滅の刃 コラボかな

 

*人口雨 集めて洪水 揚子江

 

*セールスマン 夕暮れ時に すき家かな

 

*老夫婦 スイーツ目当てに くら寿司へ

 

 

*ゆう子姫 時代を超えた 少女かな 

 

*戦時下は 正義の科学 悪となる

 

*おじいちゃん 走って転んで ゴールする

 

*子供には 大人の笑顔 道しるべ

 

*新ジョーは あしたのジョーに なれるのか 

 

春日信彦
作家:春日信彦
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