2 カードゲームとは?
日本だけで、カードゲームはトランプと呼ばれている。「トランプ:trump」とは元々は「切り札」の意味で、特定のマーク(例えば◆など)が他のマークよりも強い(上位にある)という意味で使われる。
世界でカードゲームの数は無数にあり、正確には数えられていない。
また歴史的には古く、9世紀に中国・唐の時代に、最初のカードゲームが記録されている。
世界的には52枚のカードの組が使われるのが普通である。
前大統領のトランプのスペルは、まさに上述のトランプと同じで、「切り札」と初めは目されたが、結局アメリカを分断した張本人となった。面白い似顔絵が、https://jp.123rf.com/photo_63096983_ヒラリー-・-クリントンとドナルド-・-トランプの編集の似顔絵.htmlにある。
3 歴史
ヨーロッパで、14世紀後半に、カードゲーム(トランプ)という新しい遊びが登場する。古い記録は、「1377年に、カードゲームがはいってきた」というもので、これはスイスのバーゼルで発見された古い神父の手記に書かれている。当時のカードには既に四種類のマークがあって、カード一組の枚数も、ほぼ現在と同じであったことなども書かれている。
日本には、16世紀の後半頃、ポルトガルから入って来た。歴史で言うと、16世紀は所謂南蛮貿易の時代で、この時ポルトガルから入ってきたトランプは一組48枚のカードで、ポルトガルでは「カルタ」と呼ばれていた。その名称のまま日本に入ってきたようだ。その後、このカルタを日本風にアレンジした「天正カルタ」というものが現れ、歴史と共に様々に絵柄などを変えた。そして、現在は「花札」と呼ばれているカードに移っているが、カルタはその歴史の中で一組48枚という枚数が変わることなく、花札も48枚のままで遊ばれている。
日本で現在使われているトランプは、ジョーカーを除いて一組52枚で、これは明治の初年に改めて欧米から入ってきたもので、当時は新しいゲームとして大流行した。