ラスボスの思想(9)

           *コロナワクチンUFO666

 

 人には、いろんな恐怖心が起きる。一つに、病気に対する恐怖心がある。さらに、それ以上に強い恐怖心がある。それは、疎外される恐怖心です。言い換えれば、仲間外れにされる恐怖です。また、村八分にされる恐怖です。例えば、学校の仲間から、つまはじきにされる恐怖とか、職場の同僚から、つまはじきにされる恐怖です。

 

 

 一般的に、人は、仲間からつまはじきにされることに強い恐怖感を抱くのです。だから、仲間と違うことをすることに強い恐怖感を感じます。今回のワクチン接種に見られるように、コロナワクチン接種した仲間からつまはじきされないように、コロナワクチンを接種した人は多いのではないでしょうか?

 

 

 学校や職場でのコロナワクチン接種が実行されたならば、情報不足の人や周りに気を使いすぎる人たちは、同調圧力に身を任せて、コロナワクチンを接種することでしょう。本来ならば、医者が、ワクチンの危険性についての情報発信をすべきですが、一向に、その動向が見られません。ということは、医者たちは、コロナワクチンについての情報発信を恐れているということです。

 今回のCOVID-19がもたらした恐怖心は、世界中の国民をパニックに陥れました。そして、各国の政府は、国民の恐怖心を利用して、有害なマスクの着用と非科学的なPCR検査を強要しました。さらに、メディアは、COVID-19感染拡大による医療危機の救済方法において、コロナワクチン接種が唯一の手段であるかのような非科学的な報道を毎日のように行いました。さらに、競走馬のお尻を鞭でたたくかのように、メディアは、治験段階のコロナワクチン接種を恰も安全であるかのように報道し、全国民に推奨しました。

 

 

 令和37月から開催の東京オリンピックが近づくに従い、メディアは、感染数の増大を毎日のように報道し、ますます、日本人を恐怖に陥れました。そして、この恐怖から逃れるように、メディア報道と医者の助言を信じた老人たちは、こぞってコロナワクチンを接種しました。今後、コロナワクチン接種は、ますます推奨され、学生、子供たちまでも、コロナワクチン接種の犠牲者となることでしょう。

 

 

 有毒なコロナワクチン接種が、将来、いかなる結末をもたらすかは、だれにもわかりません。運の悪い老人たちは、さっさと、天国行コロナワクチンUFO666に乗り込みました。でも、数年後、地球上にいかなる結末が訪れるかを確かめることができずに旅立つことに、少し、心残りがあるのではないでしょうか?もはや、第一便のコロナワクチンUFO666は、運が悪かったワクチン接種者を乗せて、出発しました。もはや、後戻りはできません。地球での生活に感謝し、去って逝くことでしょう。

 

 

 恐怖心は、人の言動を大きく左右します。私は、「小説の未来」で恐怖心について述べました。また、恐怖心をテーマとした小説も書きました。恐怖心は、人間の心において、非常に重要な構成要素です。だから、小説では、複雑に絡み合った不可解な恐怖心を解析し、さらに、それらを何らかの形で表現することになります。突然、現れた殺人的コロナ幽霊については、私にとって、とても興味ある題材ですが、もしかしたら、天国で考えることになるかもしれませんね。 

 

 

 

           *自分の意思と思考

 

 ほとんどの人は、自分の意思と思考で生きていると思っているでしょう。確かに、自分を中心に考えれば、そのように言えるかもしれません。でも、自分の意思と思考は、どうやって作られたのでしょうか?きっと、社会環境によって与えられた常識が、その人の意思と思考を作り出したと言えます。

 

 

 でも、誰しも、環境によって、自分の意思と思考がコントロールされていることに気づきにくいものなのです。例えば、自分の健康のため、また周りの人に感染させない様にと、コロナワクチン接種を行った人は多いことでしょう。でも、なぜ、自分がそう考えたのか?を自問自答する人は少ないのではないでしょうか? 

 

 

 ほとんどの人の意思と思考は、身の回りの人たちの言動に左右されているのです。自分の意思と思考と思っているものは、実は、周りの人たちが作ったものでしかなかったのです。だから、自分の意思と思考が、本当に自分のためになるものだとは、限らないのです。

 

 

 人は、ときには、一人静かに、自分の意思と思考について考えてみてはいかがでしょうか?きっと、今まで見えなかった自分の心が見えてくることでしょう。今持ってる常識を捨てる必要はありません。でも、少しでも疑問がわいたなら、自ら疑問解決のための情報収集をやってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

              *新生物

 

 確かに、動物の集団自殺は、確認されていた。まさか、人類にもこの現象が、こんなに早く訪れるとは、誰一人、夢にも思わなかったでしょう。だが、21世紀において、コロナワクチン接種による集団自殺が、現実となってしまった。

 

 

 人類にとって、科学とは、いったい、いかなるものだったのか?化学、電子工学、原子物理学、AI工学、医学、薬学、などの発展は、人類の進歩の証であったように思える。だが、それらの成果は、文化の創造に利用されたが、一方で殺人兵器の開発にも利用された。その結果、科学が、人類の多くの命を奪ってしまった。

 

 

 当然、犬、サル、人間、において、ぞれぞれの脳機能に限界がある。確かに、人間の脳は、他の動物と比較して、優秀に思われる。これは、人間には、言語能力があるからであろう。確かに、言語能力は、文化の創造を可能にした。しかしながら、言語能力は人類の共生を可能にはしなかった。というのは、おそらく、人類が誕生して以来、人類は殺し合いを続けてきたと推測されるからだ。

 

 

 そして、人類を含むすべての生物において、誰しも受け入れている「不変の法則」が考えられる。それは、「生」という物質から、「死」という物質への変化です。

 

 

 果たして、地球上に、人類の限界を超越する新生物は誕生するのだろうか?自然科学は、かなり発展したように思われますが、脳の研究は、まだまだ、赤子の一歩と同じです。人類にとって、脳を解明するには、時間が少なすぎるように思えます。もし、新生物が、地球上に誕生したならば、人間以上の脳を有しているのであろうか? いや、新生物が、人類の脳とは全く別物を有しているとするならば、彼らは、人類の脳をどのように理解するであろうか?

 

春日信彦
作家:春日信彦
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