神 理 の 書 9
『 魂・霊魂 』 の実体
『 魂・霊魂 』 の、はたして何なのか?
その確かな応えこその、どうにも判然としません!
どうにかそれらしくも知れることと言えば、
一つには、『 身体 』 に宿って、『 生気 』 を司(つかさど)るものであり、
一つには、『 身体 』 とは別に、『 生々流転(せいせいるてん)』 するものであり、
一つには、『 身体 』 と別れても、『 生前の人となりを残し留めるもの 』 であり、
一つには、『 不死無朽(むきゅう) 』 の 『 霊体(れいたい)』 であり、
一つには、『 この世 』 と 『 あの世 』 を行き来できるものであり、
一つには、それ無くしては 『 形質 』 の一切が定まり得ない、ものの 『 本質 』 の
『 決定因 』 でさえある
およそ以上ばかりにも、概(おおむ)ね相違なく思われます。
さては、上記 6項にも随(したが)って、
それぞれの真偽(しんぎ)のほどを、
具(つぶさ)にも確かめることと致しましょう。