2020 運勢予報 2
1.新年正月の予測と警鐘
すでに前編では、年間を通しての予測と警鐘の概要(がいよう)を、お知らせしました。
それで、本編からは、各月ごとについて、さらにも細(こま)かに詳(くわ)しくもお知らせする次第(しだい)です。
まずは、大観(たいかん)的見地から世界を見回し、次いで、国内、地域、誕生月毎(ごと)へと、その対象を絞(しぼ)り込んで行きますので、どうぞその順に随(したが)って、読み進まれますよう、お願いいたします。
そうも態々(わざわざ)あえて予(あらかじ)めお断(ことわ)りするのも、中にはご自分の運勢だけをご覧(らん)になられ、それだけですべてが万事(ばんじ)事足(ことた)りるかに想われる方の、時折(ときおり)いらっしゃりもするからです。
それでは、『 森を観(み)ずして木を見るばかり 』 にもすぎません。
今や何かに付けて、まさに地球規模(きぼ)で移り変わる現代にあっては、誰一人として、この世・世界と隔絶(かくぜつ)し、
「 自分一人は無関係だ 」
とばかりに無関心を決め込むことなどの、よもやけっして、出来ようはずすらの、断じてもないのですから。
ですから、この世・世界にあっての御(お)一人としての、確かな自認と自覚をもって、この先々の何事につけても、お考えになられますよう、切(せつ)にも望まれてならないのです。
この世・世界の森羅万象(しんらばんしょう)は、もとより密接にも関連し合っているのですから。
その上、今日現代の、交通・通信手段等の、目覚ましくも著(いちじるし)しい発達により、この世・世界は、一層(いっそう)にも、ますます狭(せま)く小さく、身近にさえ感じられてならないのです。
だからこそ、たとえ世界の片隅(かたすみ)の、名も知らない国や地域の、ほんの取るに足らないかの出来事さえ、いずれは巡(めぐ)りめぐるうちにも、あわや大事件にまで発展して、その影響のわが国日本に及(およ)ぶばかりか、延(ひ)いては、あなたご自身の身の上にまで、降り掛からないとも限らないのです!
以前、何かのCMで 『 地球は一つ、人類はみな兄弟 』 とかのキャッチフレーズだか、謳(うた)い文句だか、がありましたが、改めてもなるほど正(まさ)しく、そのとおりにも違いないと想われてなりません。
ですからどうぞ、あなたご自身の身近な事々にも加えて、より広くも見識を広げられ、あなたご自身の運勢を、より良くもするようお努(つと)めください。
望(のぞ)むらくは、その一助に、本シリーズの本編が、何某(なにがし)かのお役に立てれば・・・と心より願い祈らずにはおかれません。
なお、運勢にして運気とは、先にも述べたとおり、時々刻々移り変わるものです。
また、たとえあなたの運気が、一応にも定(さだ)まったところで、外からの要因(よういん)次第(しだい)では、それこそ一変すらしかねないのですから、どうかその旨(むね)も、ぜひご承知おきください。
さらにも念のため、お断りしておきますが、これは決して、いわゆる 『 占(うらな)い 』 に類(るい)するものではありません。
それが証拠に、通常の運気・運勢にも加えて、あなたご自身による 『 克己度(こっきど)』(あなたご自身で運気・運勢を変えられる度合)、並びに 『 外圧度(がいあつど)』(あなた以外からの影響力)、さらには 『 認容度(にんようど)』(克己度と外圧度との兼ね合いの割合)等を明示しました。
ですから、それらにも拠(よ)って、運気・運勢のままに受け入れるべきか、それともそれを克服(こくふく)するため努力すべきか、その判断の助けともなりましょう。
人は、けっして運命や運勢の奴隷(どれい)などではないのですから。
すべては自然の摂理(せつり)のままに、為(な)すすべもない動物たちとは、その点で大きくも異(こと)なるものなのですから。
だからこそ、運気・運勢の何かを、まずは正しくも認めたうえで、それへの対処をお考えになられ、善処(ぜんしょ)のされるようお努めください。
では、些(いささ)か前置きが長くもなりましたので、早速、本題へと移らせていただきます。