はじめまして!ゲームキャラ!!はじめまして!現実世界!!

32.優しいアーチフィス

その後、遊舞とアーチフィスは、風呂に入り、遊舞の部屋に戻った。



部屋に戻ると、アーチフィスが遊舞に

「なぜ、さっきは、あのような事を言ったんですか?」と言った。

「あ、あ~、いや、だって、アーチフィスさ、

他の人の家に住ませてもらう事は、多分、出来ないでしょ?

それに、多分、元いた世界に戻る事も、出来ない。

だから、ここで生活するしかないって事さ」

「なるほど」



「でも、良かったじゃん。これで、これからも、

ちゃんと生活していけるよ」

「そうですね。ありがとうございます!!!」

「いやいや!!良いよ良いよ!!!」



(これで、これからは、家の中では、アーチフィスの事で

慌てなくて良いな)



アーチフィスは、

「確かに、遊舞さんと共に住んでいれば、

遊舞さんを、いつでもお守り出来ますね」と言う。



「そういえば、そうだな。って、え!?

アーチフィス、つきっきりで僕を守ってくれるの!?」

「はい。遊舞さんは、ご主人様なので、当然」

「ホントに?!ありがとう!!!やった~!!!

頭も凄く良くて、魔法も使えて、強い、アーチフィスが

いつでも僕を守ってくれるなんて、凄く心強いよ!!!

これで、何があっても、全然怖くない!!!」

「そうですか!それは、光栄です!!では、明日からも、

引き続き、あなたを護衛します」

「うん!!じゃあ、今日は、もう遅いし、寝よっか!!!」

「はい」


33.ついにテーマパークへ行ける!!!

そして、翌日・・・・・・



「ん・・・ん~~~!!!良く寝た~!!!

おはよう!アーチフィス!!って、まだ寝てる。

アーチフィス、いつも、ホント、良く寝るよな~。

仕方ない。まだ時間には余裕あるし、起きるまで

待っててやるか。その間に、着替えとかしとこう」



遊舞が着替えると、その時、アーチフィスが起きてきた。



「おはようございます」

「あ~、おはよう。じゃあ、朝ご飯、食べに行こっか!!!」

「はい」



遊舞とアーチフィスは、リビングへ向かった。



「お父さん、お母さん、おはよう」

「おはよう遊舞」

「おはようございます」

「あ~、おはようございます。アーチフィスさん」

「おはよう。アーチフィスさん」

すると、母が、

「今日からアーチフィスさん、新しい家族なのよね」

「そうだな」



「そうですね。これから、よろしくお願いします」

「いえいえ!!こちらこそ!!!」

「ところでアーチフィスさん、日本はどう?」

「とても良い国ですね!!!来て良かったです!!!」

「そう!!!

じゃあ、そんな日本が気に入ったアーチフィスさん、

ちょうど良いから明後日、

一緒にテーマパークに行きましょう!!!」

「え!?お母さん、良いの!?」

「良いわよ!!!先週は、大雨のせいで行けなくて、遊舞、

とっても悔しそうにしてて可哀想だったし、何より、

アーチフィスさんもいるし、人数が多い分、

より楽しそうでしょ!?その日は、この前と違って、

遊舞の好きなゲームのイベントがないのが残念だけど」

「ホント!?やった~!!!ゲームのイベントがないのは、

確かに残念だけど、テーマパーク、楽しみだ~!!!

ねぇ!!!アーチフィスも行くよね!?」

「はい」

「やった~!!!決まりだ~!!!」



遊舞の父は、遊舞に

「良かったな!!遊舞!!!」と言った。

「うん!!!楽しみだ!!!」

そして、皆、朝ご飯を食べ、

その日もまた、遊舞は、アーチフィスと出かけた。

「行ってきます」

「行ってらっしゃ~い。気をつけてね~」

遊舞とアーチフィスは、また一緒に学校へ向かう。

「いや~、しかし、明後日、テーマパーク、楽しみだな!!!」

「はい。私は、〝テーマパーク〟というものが

どういったモノなのか存じませんが」

「そっか~。でも、どっち道、

行けば、どんなところか分かるよ!!!」

「そうですか」

「うん!!!」


COLK
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