朝顔
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karinomaki
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R-18
朝顔
再び、「朝顔」
朝顔は、光源氏の心の中で、先ほどの話の、死んだ女性と同じです。永遠に忘れられない存在。しかし、光源氏は、実は朝顔に見放されていたのですね。何人も女を囲い、嫉妬にいつも心を焦がしている醜い紫の上の機嫌をとりつづける男などごめんだと。源氏物語でいちばん優れているのは、良妻賢母の紫の上だという定説がありますが、脇役にされている、朝顔や、光源氏を拒み続けた空蝉が、実はいちばん強く、気高いのですね。紫の上なんて、嫉妬にまみれて生臭いだけです。
ふせんをはる
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「源氏物語」紫式部
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