禁断の思い出Ⅱ(ひろし中学編)

第1章( 9 / 22 )

中学2年にもなると学校では、好きな女生徒の話や誰がどの女の子と付き合ってるとか

とにかく、性的な話をするのがその頃は何よりも楽しくてどうしようも無い時期です。

博も身長が少し伸びて陰毛もなんとか目立つくらい生えてきました。

博と正夫は会うといつも話すのはお互いの体の事だから博は自分も毛が生えてホッと

しています。

 

『俺は、毎日女の体見ているんだぜ』と心の中で正夫に勝っていると思っています。

ある日正夫と会って博が笑いながら「正夫相変わらずダサいな。」と言うとブスっとして

「博、お前は成長したか?」と聞くと「ああーお前よりはね」と見下した感じで言います。

正夫はニヤっと笑い「博、それじゃお前あれはあったんだろうな。」と言うと博の顔色が

急に変わり「なんだよ、あれって」「射精の事だよ」と「射精って?」と博が聞くと

「やっぱり知らないと言う事はまだなんだ」と正夫は得意げになり「俺は一昨日あったよ」

正夫は得意げに「つまりお前はまだガキだ。」「俺は、子供を作る事が出来るんだぜ」と

言います。(但し、相手がいればの話ですけどね。)

博は、頭をハンマーで殴られた思いでした。正夫に負けた俺はまだガキだ。

博は、他の友達にも聞いたら皆は1年生の頃からあったようです。

 

野球部の勝君がいつものように博に「気にする事ないよ」と言うと「気にするよ」と怒って

言った後「あっ勝ごめんな」と謝ります。勝君は「裸の写真とか見ながら擦るとでるよ」

と教えてくれました。「そして、でる瞬間はおしっこみたいだけど気持ちいいから」と

博はますます訳解らなくなって「おしっこは特に気持ちいい訳じゃないよな」と言い

「今日の夜にやってみる」と言って牛乳配達の時に拾ったエロ本とかがありましたので

それを使ってやろうと思い早めに風呂に入り夕飯食べて着替えて部屋に入りました。

母が、もう寝るの少し早くないと聞くので「昨日あまり寝れなくて」と言ってごまかします。

 

部屋に入ったら入り口に鍵を掛けます。そして電気を消して布団に入りパジャマと下着を

すべて脱ぎました。薄明かりの豆球の下でヌード写真を見ながら右手で擦ります。

でも、勃起はするけどその後はヒリヒリして痛くなってきます。

いろんなやり方を実行するけどなかなかうまくいきません。

もしかして、自分だけ他の男子と違っているかも、皆があるのに自分だけないなんて

博は、とてもショックでなかなか寝付けずに変な夢だけみるようになりました。

それは、周りの同級生が皆スーツを着ていてかっこいいのですが自分だけ学ランです。

そして、あの正夫が「博、早くスーツが着れる大人になれよ」とバカにしています。

 

博は、翌日学校に行くと博の同級生が小声で「博、どうだった?」と聞きます。

友達には、「うん、出たよ」と言います。皆「良かったな~。」と言ってくれました。

でも、一人だけ言ってくれない奴がいましたそれは、正夫君です。

正夫君は、成績とか体の大きさとかで博より劣っているので唯一の自慢が崩れました。

勝君も「博良かったな」と言って喜んでいます。他の友達も「気持ち良かっただろう?」と

いうと、博はウソでも「とっても気持ち良かった。」と答えています。

サッカー部の友達が「でも、博あれはやりすぎるとバカになるから気を付けてよ」と

「但し、1週間に2回までだったら大丈夫みたいだから」と訳が判りません。

 

だけど、中学の頃はこんな事で話が盛り上がっていたんだなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

第1章( 10 / 22 )

季節も真夏に入りいつの間にか博の空想の射精の事も忘れて7月の下旬になると

友達同士でいろいろ遊びの計画をします。でも、牛乳配達は休めないので友達が

準備とか日時は合わせてくれました。お盆の時に約5日間だけ休みがあります。

友達6人位でキャンプを計画して2泊3日の友達だけのキャンプも計画して6人で

行き無事に終わりました。そのキャンプの時にも正夫君も誘った方が良かったけど

その6人グループの中に正夫君の友達が僕しかいなくて何故か正夫君は

いつも外れています。やはり他の友達にとって正夫君は共通の友達では無いから

あまり一緒には遊びたがらないです。正夫君本人もあまり気が合う人がいないから

このメンバーは避けています。

 

そのお盆も終わり夏休みも後半に入ると何故か寂しくなって。なにか刺激がほしくなり

ます。その頃は友達誘っても宿題に追われる奴がいたり疲れた感じでずっと寝ている奴

がいたりで、全体的に活気がありません。

そんな8月の下旬頃いつものように配達を終えて自宅近くの公園のベンチで腰掛けて

休みながらサービス品の牛乳を飲んでいると、白いジャージに赤のバンダナをして

首からタオルを掛けてジョギングをしている女性がいます。

 

20代後半位の女性でとっても綺麗な人で博好みでした。博は、身長が高くて

細身で髪が長くてジャージを着ている女性にいつも憧れています。

小学校の時の真由美先生、それに女子大生の陽子さんも同じタイプの女性です。

その女性は、公園内を軽くジョギングしていたが、走りながら博の方に近づいて来ます

博の傍まで来ると「おはよう」と声を掛けます「お早うございます」と博は応えました。

「牛乳配達しているの?」と聞くと「はい、今日はもう終わりました」と言うと

「一本くれない?」と言うので「良いですよ」とバッグから一本出してあげました。

「いくら?」と聞いたので「いいです、サービス品だから飲んで下さい」と言うと

「ええ、いいの有難う」と余程のどが渇いていたのか美味しそうに飲んでいます。

 

飲み終えると博に「私最近越して来たの、百合です、宜しくね」と右手を出します

博は、「あっ、はい宜しく・・・僕は博です。」と言い握手「博君か」と言って「そうだ」と百合は

思い出したように博の手をつかんで「ちょっと来てちょうだい」と博を引っ張って路地に

連れて行きます。博は、何故か別の意味で期待していたんですが、「ここだから」と言い

明日からうちも牛乳を入れて頂戴と言うと博は心の中で:『なんだ、配達依頼か』とやや

がっかりです。バッグから申し込み用紙を出して書いてもらいます。

名前は、中村百合(28歳)職業(会社員)と書いてあります。

でも、博は少し嬉しそうです、また良からぬスケベ心が博の頭の中を駆け巡っています。

「それじゃ、牛乳どこ置きますか?」と聞くと「他は、どうしている?」と聞くので

「勝手口の鍵で開けて中に入れています」と言うと「それじゃうちもそうして」と言って

外にあるタンクの隙間に鍵を置いておくとの事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1章( 11 / 22 )

また博の楽しみが一つ増えました。この間まで射精が出来なくて悩んでいたのに

あまりにも単純すぎる博の性格でした。ただ、残念な事に百合さんの寝姿やパジャマ姿

などみた事がありません。何故なら一番最後に配達する家だからです。

それで、6時ごろ配達するとすでに公園でジョギングしていたりそれより早くても

準備して出かけるところだったりで何時もジャージ姿しかお目にかかれませんでした。

 

ただし、他の女性の入浴姿をみたりパジャマ姿を見たりで充実している博です。

9月に入り過ごしやすくなりましたけど、その頃から風呂場の窓を閉めるようになり

パジャマからトレーナーとか少し厚手に変わってなかなか覗きたいのが覗けなくなり

スケベな博は、少し落ち込んでいます。

でも、その時期に博にとって衝撃的な事を目撃しました。

それは、旅行社に勤めている女性がいて愛子さんと言う方です。博の配達先で一番に

届ける家でその人は実家が博の家の近くで母親も小さい頃から良く知っている人です

博の母親とその愛子さんの母親とは友人と言った感じで映画見に行く時やデパートに

行く時もいつも一緒です。その愛子さんがもうすぐ結婚するという話は聞いていました。

その頃いつものように博は、朝の4時半ごろ準備して配達に出かけました。

一番最初がその愛子さんが住んでいる家です。一人暮らしでしたので裏に回り

鍵を取り勝手口の戸を開けると台所です。博はいつものように冷蔵庫にいれます。

 

そこまでは、いつもと変わりなかったのですが、隣の寝室が電気が点いてとっても明るい

ふすまのような木戸が3センチ程開いてそこから台所に光が漏れています。

そして、何かうめき声のような声が聞こえました。ドキドキしながらその隙間からみると

素っ裸の男女が汗まみれで抱き合っています。そしてあの綺麗な愛子さんがオッパイを

揉まれながら官能的な表情をしています。博は唾を飲みながらその光景をみています。

愛子さんの股が開かれ男性の勃起したチ○ポが入るのを見た時は衝撃でした。

それまで、女性の陰部をもろに見たり大人の男性が勃起したのを見る事もほとんど無く

それが合体するのを目の当たりにして『えっ、これがセックスなんだ』と思いそこにくぎづけです。

当時は野良犬の交尾は良く道端で見ましたけど、人間も同じようにやるんだと初めて

解り博の心臓の鼓動は、最大に達し足がガクガクでなかなか動かず、なんとか這いながら

その勝手口から出て鍵を掛けて出ました、その時ドアを閉める音がバタンとかなりの

がして多分覗いた事は気付かれたと思います。

 

博は、残りの牛乳を配りながら「どうしよう、愛子ねえちゃんのセックス見てしまった」と

後悔しながら家に着き片付けて部屋に入ると股間に違和感があり下着をみると

べっとりした液体が付いています。「これが、射精か」と思いながら特に気持ち良くは

無かったと思いました。それより、自分が覗いていた事がばれたらどうしようとか

この次、愛子ねえちゃんに会う時どんな顔して会おうか悩んでいました。

悩みながらも博の頭の中には愛子の陰部がくっきりと浮かんできます。

 

それから、2週間後に集金の日が来て学校から帰ったら一軒ずつ廻ります。

飲み屋勤めの人は4時か5時頃行くと丁度あえますから集金は楽です。

後は、7時ごろ集金します。当然、愛子さんの家も集金に行きました。

ノックすると出てきてニコニコと笑顔で「博君こんばんは」と言ってお金準備しています。

「それから引っ越すから牛乳今月で終わりにしてね」と言って先月分と今月分まで

払いました。「それから、これお母さんに渡してね」と言い結婚式の招待状です。

そして、中から彼氏である男性が出てきて笑いながら博の肩に手を置き

「君が博君か?お母さんによろしくね」と言いました。

 

博は「はい、ちゃんと母に伝えておきますので今まで有難うございました。」と言い

彼女の方を向いて「愛子ねえちゃん結婚おめでとう」と一礼すると「はい、ありがとうね」と

言ってくれました。あの時僕が覗いた事知ってたはずだけど何も言いませんでした。

 

でも、気になる事がありました。博が牛乳を配り始めた頃から愛子には取って貰っている

およそ10カ月の間勝手口から入って冷蔵庫に牛乳を入れているし一番最初の配達先

だし家に入ってくる時間も解るのにどうしてあえて電気を点けてセックスしていたのか

しかも、ふすまを3センチ位わざわざ開けていたのか、何より不思議なのは朝の5時前

電気点けて素っ裸で布団も掛けずに抱き合っていた事が不自然です。

もしかしたら愛子とその彼氏は、自分たちのセックスを誰かに見せたいとか見られたい

とかの願望を持っていたのではないだろうかその事がとても気になる博でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1章( 12 / 22 )

博は、その日集金が終わり家に帰って母に結婚式の招待状を渡しました。

母は、早速封筒を開け中を確認してカレンダーに印をつけて洗濯バサミで招待状を

挟みます。「愛ちゃんいよいよ結婚だね」「お婿さんはどんな人だろうね。」と言うと

「さっき会ったよ、『お母さんによろしく』と言ってたよ」と話すと「そうなの、どんな人?」

と聞くので「うん、ごく普通の真面目そうな人」と答えると「そうかい、そうかい」と納得です

博は心の中で:『ついでに、チンぽが少し大きかったかな。』と言ってます。

母は、何を着て行こうかタンスの中を物色していました。

 

愛子ねえちゃんの結婚式も終わり母が結婚式の写真を見せてくれました。

「愛ちゃん綺麗だね、お婿さんもかっこいいね。」と母はずっと眺めています。

2枚のB5サイズ位の写真があり1枚は2人だけの写真でもう1枚は集合写真です。

博は、2人の写真を見ながらあの時の2人の股間を思い浮かべていました。

11月に入り寒さも一層厳しくなってきます。その頃になると愛子さんも含めお客さんが

減ってきます。「ごめんなさい来年の3月までは休ませて」と言っておよそ10軒位は

減ります。寒いから博にとっても減った方が助かります。

 

12月のはじめ頃にそろそろ冬物のジャンパーを買おうと思い買い物に出かけようとすると

母が「一緒に行くから、その前に銀行に行こう」と言うので博は「買い物は一人で行くから」と言う

母は博をまだ子供扱いです。「いいから、お前一人で買い物させると心配だから」といい

無理やり連れて行きます。まず銀行へ行きお金を引き出しに行くけど母はカードを持ちません。

銀行に入って博はふてくされて待合室の椅子に座って待っていました。

 

母が窓口で手続きしていると、奥の方から「博君こっち」と誰かが声を掛けます。

博は、びっくりして声の方向を見ると綺麗な女性が手を振っています。

他の行員も皆振り返っていました。博の母親もその人を見ています。

 

博がカウンターの方に近づくと「ほら私、百合よ」と言います。

名札を見ると中村百合と書いてあります。「ああー、こんにちは」と博が挨拶すると

母が「博、あの綺麗な人知ってるの」と「うん、牛乳とって貰ってるお客さんだよ」と言うと

母は「そうですか、いつも博がお世話になってます」とお辞儀をしました。

博は、普段百合と会う時は、朝の6時頃ですので素っぴんの顔しか見た事がなく

化粧した百合は、銀行で一番美人でした。

 

 「博君のお母さんですか?中村と言います」と挨拶そして博に「博君お正月の予定は?」

と聞くので「いえ、特に無いですけど」と言うと「私と初詣に行かない」と言いました。

「今年は、実家の両親も旅行に行くから」と博の母親は「博、どうせ暇なんだろう」と言い

「行ってきな」と博は「はい、良いんですか?」と言うと「それじゃ楽しみにしているよ」と

笑顔で言いました。

 

 

 

パヤオ
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