BL短編小説 50作品セット

性少年はトラックで運ばれる( 1 / 1 )

山道を奥深くに向かって走る、一台のトラック。その荷台の中は、外からは想像の出来ない空間が広がっていた。

「んぁっ…あぁぁっ!」

荷台の中で、少年の高い喘ぎが響いた。それが消えて無くなる間にも、別の場所から少年の声がする。それらの声は全て甘く濡れ、身体に流れる快感の強さを表していた。
トラックの床に転がる少年達は、全員服を脱がされている。代わりに着せられているのは、床と少年を鎖で繋ぐ首輪と、背中に回した腕を拘束する手枷。この拘束で抵抗を奪われた少年達は逃げる事も出来ず、鍵をかけられた荷台に閉じ込められている。
それもただ閉じ込めるのではなく、様々な仕掛けを施された上で閉じ込められていた。

少年達を閉じ込めた男達は、少年一人一人の身体にたっぷりと薬を塗っていた。それは、塗られた場所を疼かせ刺激が欲しくて堪らなくさせる、媚薬。乳首にも、ペニスにも、淡い桃色のアナルにも塗り込まれたその媚薬は、少年達を苦しめている。

火照った体を慰める単純な方法は、誰かに触れてもらう事。それがあらかじめ用意された罠だと分かっていても少年達はそれに従い、お互いに身体を擦り付け合ってしまう。

「んむ、ふぅ…」
「あぁんっ、気持ち、いぃ…っ!」

床に仰向けで寝転がった一人の少年のペニスを、別の少年が一生懸命に舌で舐める。手を拘束された二人の少年がまぐわう様子は、淫猥と言う他は無い。
だが、幾ら刺激し合おうとも、快感を得たとしても、少年達の火照りは満たされる事は無い。

「あ、んぁぁっ! イき、たいよぉ…!」

何故なら、少年達のペニスには一本一本全てに射精封じのベルトが巻かれていて、根元を強く絞め付けてしまっているからだ。その状態ではどんなに頑張っても放出は出来ず、絶頂の瞬間にはペニスは哀れにビクつく事しか叶わなかった。

これじゃ、気持ち良くなると苦しくなる。そう理解はしていても、強烈な媚薬は気が狂いそうな疼きを断続的に発生させて、抗えない少年達は快楽を極める事を強要され続けた。

「ねぇ…おねがぁい。おえのも、しゃぶっへぇ…」
「いいよぉ…んぐ、んっ…」

無理やり発情させられて、自ら拘束された身体を重ね合う少年達。残酷な淫獄に堕とされ、少年達はだんだんと…理性を壊されていく。

「だれかぁ、おれのうじゅいてるケツ穴にぃ…ちんぽ、はめてぇ…!」

うつ伏せになり、手枷の付いた手を必死に動かして尻を拡げる少年。すぐさま、別の少年が覆い被さり、そして。

「んぁぁぁっ! 入ってりゅぅぅっ!」
「あぁんっ…チンコ、絞め付けられてるぅ…っ!」

一線を越えた者が現れた事で、全員の理性が吹き飛んだ。荷台のそこかしこで、射精を封じられたペニスを突き込み合う乱交が始まる。

「んはっ、はぅぅっ」
「イく、ケツの中でイくっ! せーえきでにゃいのにイぐぅぅっ!!」

汗と涙とアナルから溢れた分泌液で身体中を淫靡に光らせる少年達は、もう快感を否定する心など残っていない。
だらしなく開いたままの口からは舌を垂らし、ひっきりなしに喘ぎを出している。その喘ぎが収まるのは、ペニスをくわえている時のみ。

淫乱に変わり果てた少年達。その少年達を閉じ込めていたトラックの荷台が開かれる。

「ほら、着いたぞ」
「あ、あぁ…」

男が床に繋がっていた鎖を外して持ち、首輪を引いて少年達を立ち上がらせる。
足をガクガクと震えさせながら、男の誘導に従って歩く少年。一歩足を踏みしめる度に、その身体から体液が垂れ落ちた。
落ちた体液は、少年達が連れ出された草の上に落下する。山に吹く風が、少年の濡れた身体を撫でていく。

「今日からここが、お前達が飼われる牧場だよ」

優しく言われるが、少年達の耳には聞こえていない。草原に建てられた柵の中にいる存在、前から飼われている少年達の痴態に、連れて来られた少年達は目を奪われていた。

「あはぁんっ、もっとしへぇ」
「ちんぽみりゅくっ、いっぱい、どぷどぷってだひてぇ!」

それは、少年同士で感じ合い、性に溺れる牧場の動物。容易に想像出来る、未来の姿。
しかし、今の少年達には恐怖を感じられず、逆に羨ましいとさえ思えた。

「お前達も、早くあんな風になれるといいな」

男の言葉に、全身をきゅんと疼かせる少年。その表情は、発情に囚われた獣そのもの。
山奥の、隠された少年牧場。今日もここに…新しい少年が運び込まれたのだった。

愛の在る縄拘束は立ったままで( 1 / 1 )

「あぁ! んっ、ふぅーっ…!」

民家の一室で、一人の青年が喘ぎ声を上げていた。喘ぎ声を上げさせているのは、青年の前に膝立ちになった男。青年の、ご主人様。
男は下着を着けていない青年のペニスを口にくわえ、舌で刺激していた。その行為に、拘束されてしまった青年は抵抗出来ずに身を委ねるしか無い。

服を脱がされた身体には、青年の自由を奪う拘束が施されている。首に巻かれた赤の首輪、その前の部分から縄が伸び、青年のペニスを袋から絞り出している。これによって、青年は感じ過ぎて背を仰け反らせると縄が絞まり、ペニスも絞り出される仕組みになっていた。

「はぁ、っは…!」

荒い息を吐きながら、青年は縛られた腕を動かす。腕の縄は首輪の後ろ、そして青年の尻の谷間に沿って、前の縄と同じようにペニスに結ばれている。もちろん、手を動かせばそれはペニスへの責めに変わる。
小さな身じろぎすら快感に変換される状況で、青年は足に力を込めて立ち続ける。主人からの命令で、座ってはいけないと言われたからだ。
どんなに感じても言い付けを守る為に必死で立つ姿はいじらしく、余計に意地悪をしたくなる。主人は青年のペニスをくわえたまま小さく笑い、舌の動きを早めた。途端、青年の喘ぎと震えが一気に高まる。

「あぁーっ! だめ、イく、イくぅぅ…!」

身体は大きく跳ねようとするが、縄はそれを許さない。小刻みに痙攣して喘ぐ青年に、主人は言った。

「いいよ、僕の口でイきなさい」

主人の口が、青年のペニスを強く吸い上げる。体液を、絞り出す為に。

「ふぁっ、あ…んあぁぁーっ!」

主人の責めに追い立てられ、青年は射精を迎える。縄を巻かれたペニスがビクビクして、白い体液を噴き出した。
出された体液を主人に飲み干され、青年は糸が切れるように身体が崩れそうになる。しかしその身体は主人に支えられた事によって止まる。

怪我をしないように守った優しさ。それは同時に、意地悪でもあった。

「ほら、座っちゃ駄目だよ。しっかり立って」
「あ、あぅぅ…」

主人は青年の背後に回り、その身体を支えた。すでに青年の足は快感で蕩け、ガクガク震えているのを知っていながら。

「…座らせて、くださいぃ…」

どう頑張っても足は上手く動かせず、揺れてしまう。揺れてしまうとペニスに繋がれた縄が断続的に絞まり、尻の谷間に這わされた縄が敏感な部分を刺激する。
足の疲れと快楽が混ざり合って、青年の思考を溶かしていく。だが、主人はまだ満足していない。

「だーめ。ちゃんと僕が支えてあげるから、もうちょっと頑張って」

くすっ、と微笑み、主人は。
青年の左右の乳首を、指でやわやわと揉み始めた。訪れた刺激に、青年は甘い悲鳴を上げる。

「んぁぁぁんっ! そこ、らめれふぅ!」

叫ぶ青年。その声は濡れていて、表情は心地良さに満ちている。
駄目と言いつつも、身体と心は…確実に悦んでいた。

「駄目、なんだ? じゃ…やめようか」
「あ…?」

主人は手を離して乳首を解放する。性刺激が消えた、のに。青年は切なげに身悶えし、主人の指を見つめていた。
息は荒く乱れ、身体中が疼いている。青年の本心はとうの昔に見透かされ、意地悪な主人は言わせる為に、何も言わず笑っている。
やがて、青年は耐え切れなくなった。背後の主人に向かって、淫猥なおねだりをする。

「乳首…弄って、ください」
「どうして? 駄目じゃなかったの?」

とぼける主人と、切羽詰まった青年。どっちが有利かなんて、聞くまでもない。

「良い…です。乳首弄られるの、良いんですぅ…」
「そっか…そんなに、乳首を摘まんだり、捻ったり、押し潰したり、引っ張ったりしてほしいんだ?」

見え見えの誘導も、深く考えられない。青年は主人の目論見通りに、その言葉を口にした。

「はいぃ…ちゅまんだり、捻ったり、押し潰ひたり、引っ張ったりぃ…俺の乳首を…いっぱいいっぱい、弄ってくらひゃい…っ!」

望んでいた以上の卑猥な台詞に、主人の欲情が一気にふくれ上がる。背筋を震わせて、主人は青年に言った。

「エッチな良い子だ。ごほうびに、おかしくなるまで可愛がってあげるよ」
「んぁっ、ふあぁぁっ!!」

左右の乳首が、再び指に挟まれた。待ち侘びた感覚に、ペニスの先から液が零れた。

「目だけじゃなくおチンチンからも涙を流して…そんなに僕の指は良いかい?」
「んぁっ、いいれふっ。きもひいいれひゅぅぅぅっ!!」

舌も回らない程一方的に快感を注ぎ込まれて、相変わらず縄は青年の弱点を残酷に責めている。
だが青年の表情は恍惚に支配されていて、悲痛な様子は見受けられない。

それは、青年が心から悦んでいて、主人を愛している証拠。そうなるまで可愛がるのも、主人が青年を愛している証拠だった。

「大好きだよ。君は?」
「んぁっ…俺も、ごひゅじんさまだいしゅきれす…!」

トイレは恋の生まれる場所( 1 / 1 )

「っふ、は…っ」

一人の男が甘い声を上げ、狭い個室にその声が小さく反響する。
他に誰もいない、奥まった場所にある駅のトイレで、男は自慰行為に耽っていた。

金曜日の仕事帰り、家路に着く為に使う駅でこの行為を行う事が、いつしか男の予定となっていた。誰かが来るかも知れない場所で乳首を弄り、壁にもたれてペニスを扱く。イけない事をしている意識が、男をより興奮させていた。

「あ…イく」

小さく呟いて、男はペニスを擦る手の動きを早めた。左の乳首も、強く摘まんで引っ張る。目を閉じながら男は身体中を跳ねさせ、勢い良く射精を迎えた。
和式の便器に精液がかかり、薄い青をした床のタイルも少し白く汚れた。

「はー…ふぅ」

放出の余韻に浸り、全身から力が抜ける。ちょっと休んだらキレイにしよう。そんな事を男は考えていた。
個室の扉が開かれる、その時までは。

「ふふ…すっきりした?」
「え…!?」

見も知らない、若い男。男は驚いて声を出そうとしたが、その口は手で塞がれてしまった。

「大きな声出さないで。アンタの方が困るだろ?」
「…………」

小さく笑って言われ、確かにそうだと男は気付く。それを確認して、若い男は口を覆っていた手を離した。

「お兄さん、金曜日にいつもこうやってオナってるんでしょ。俺、知ってるよ」
「な…っ?」

なんで知ってるんだ。いぶかる男に、若い男はまた笑った。

「別に駄目なんて言うつもりは無いし、脅すつもりも無いよ。ただ…アンタに感じてるとこ見せてほしいな…ってね」

しゃべりつつ、若い男が男の手を持って乳首にあてさせる。左手だけでなく、右手も。
そしてされるがままに、男は指で自分の乳首を摘ままされた。訳が分からず若い男を見ると、短く指示された。

「乳首、弄って」

突然に現れた若い男に言われて、男は戸惑うが指を動かし始めた。
それは、弱みを握られているからだけではなく、若い男の目が…あまりに自分を熱く射抜いているから。

「あ…あん」
「アンタ…そんな風に弄るんだ。すっごく、エロいよ」

年下の男に、乳首を捏ねるところを見られる。いつもは一人でしている行為を穴が空く程見つめられて、男は身体が火照っていく。
うるさいくらいに心臓を高鳴らせて、男は疑問を投げかけた。

「んっ…お前、ど、して…俺を」
「知ってるのかって? そりゃ、アンタと同じ電車を使ってるから」

若い男がすっと近付き、男のあごを緩く掴んだ。優しく上を向かされ、キス寸前の場所まで迫った唇に吐息がかかる。
相手の瞳に自分が映っていて、男は身体がぞくっと震えた。

「最初に見た時は電車の中で息を荒くしてて、具合悪いのかな、って思ったけど。こんな目立たないトイレに入ってくとこ見て追いかけて、聞こえちゃったんだよね。可愛い喘ぎ声」
「かわ…いい?」

本来男に対する褒め言葉じゃないのに、褒められて男は嬉しくなった。

「あぁ、アンタ可愛いよ。声も、顔も…自分でアナルにローター入れてる、淫乱なとこも」
「え…あぁっ!?」

知らぬ間にズボンの後ろポケットに入れていたリモコンが若い男の手にあった。男は取り返そうと思ったが、相手がリモコンを操作するのには間に合わなかった。
体内でしていたかすかな振動音が大きくなり、腸内の淫具が暴れ出す。同時に若い男にペニスを握られ、優しく扱かれ、男は快感に打ち震えた。

「ほら、ちゃんと乳首も弄って」
「んむ、はぷ…っ!」

唇を奪われ、命令されて。男はキスをされながら乳首を指で弄り、自ら挿入した淫具でアナルを刺激されてペニスを擦り上げられる。
もう、相手が誰とか、ここが駅とか考えられない。
むしろ、こうされる事を望んでいたからこそ、男は与えられる快楽へと違和感無しに溺れていった。

「んふぅ、むぅっ」
「エロい顔。ずっと…こうやって見たかった」

かすれた声で告げられ、男は全身が敏感になった。

「んぐっ、んぅーっ…!」

限界を伝える間も無く、男は精液を吐き出した。若い男は力が抜けて崩れそうになる男を、しっかりと支えた。
そして、バツが悪そうに語り出す。

「言い忘れてたけど…俺、アンタの事好きになったんだよね。んで…よければ、俺の家で続きしない?」

…そうか。こんなに気持ち良かったの、好きだって想われてたからなんだ。
納得して、男は返事をした。

「…うん」

服を整え、中を拭いて、二人はトイレを後にした。
そのトイレはその後、男の一人遊びに使われる事は…もう無かった。

終わらない性尋問( 1 / 1 )

「んおぉ! んぐぅ!」

暗い石造りの地下室で、全裸の男が呻いていた。鍛えられた筋肉からはひっきりなしに汗が伝い、座らされた器具に垂れ落ちる。
幾ら悲鳴を上げても棒状の口枷をされては言葉は出なくて、男の息を乱してしまい呼吸が苦しくなるだけだった。

男を苦悶させているのは、残酷な拷問器具。いわゆる、木馬と呼ばれる物。
横の部分には金属の棒が伸び、男の膝の裏に繋がれている。その状態で男は足首と手首を短い鎖で繋がれ、自由を奪われていた。
膝を曲げた状態で固定され、木馬から降りる事を封じられた男。そんな男を更に苦しめる仕掛けが、木馬の上には取り付けられていた。

それは、男根を模した張型。その張型は男のアナルにずっぷりと嵌まり込み、男が憐れにもがく度に男の自重で奥深くへとめり込んでいった。
張型は電気で身を動かし、男の柔らかい中を乱暴に掻き回していた。

「うぐっ…うぅ…」

長い時間続けられた甘い責め苦に、男は涙を零した。それを見て、男を捕らえた男達は、昏く笑う。
口元に笑みを浮かべたまま…一人が、男の鼻先に自身のペニスを寄せた。蒸れた雄の香りが、男の鼻腔を犯し始める。

「んむっ、むぅぅっ!」

口枷に呼吸を阻まれた男は、ペニスの香りを嗅がされると分かっていても鼻で息をするしか無い。
男はそれを拒んで顔を背けようとしたが、髪を掴まれてしまってはそんなささやかな抵抗も封じられてしまう。

「ふぅぅ…! ぐ、ふ…っ」

吸い込んだ香りは快感に浸された身体には強烈で、嫌なはずなのに背筋がぞくぞくと震えてしまう。
震えてしまうと張型をくわえ込んだアナルに振動が伝わり、男を更に悶絶させた。

逃れられず、抗う事も出来ない男。だが、捕らえた男達はまだ責めを追加する。

一人が男の両乳首を弄り、もう一人は尻を叩く。

「んっ、うぅんっ!」

拘束された手足をじたばたさせて男は逃れようと試みるが、そうやって動く度に張型が奥まで刺さっていき、より苦しみが増すだけだ。
尻を叩かれて身体が前に出ると中の異物が動いて、鼻をペニスに擦り付けてしまう。
乳首を弄られて後ろに反ると、異物が過敏すぎる前立腺を抉り、掴まれた髪が強く引かれて痛みになる。

どうやったって苦痛。もしくは蕩けそうな程の快感になる。感じるがままに腰をくねらせ、男の目は悦楽に囚われ、だんだんと虚ろになっていく。

「んっ…んふぅっ!」

ペニスに触れられずに、男は精液を吐き出した。最初にここに連れて来られた時は、こんな身体じゃなかったのに。
絶望を覚えるが、すぐにそれは快感の波に呑まれた。従順になった男に、黙ったままだった捕らえた男が質問した。

「お前の王はどこにいる? 言えば、解放してやるよ」

そう言われるが、男は左右に首を振った。力強くではなく、怯えてぷるぷると。

「言いたくないか。なら、まだ尋問を続けよう」
「んぐ!? うーっ!」

男は悲鳴を上げるが、口枷に阻まれて内容は伝わらない。知らない、と口にしたいのに。
本当に、知らないのだ。忠義心ではなく、誇りでもなく、知らないから答えられないのだ。

「早く言ってしまえば、楽になれるというのにな…」
「うぅ、うぅ…」

必死で目で訴える男を、捕らえた男達はにやにやと見つめる。男達は、男が知らない事はとっくに知っていた。
その上で、男を嬲る為に尋問を続けている。言ってみれば、これは男達の暇潰しのようなものだ。

男が壊れるか、男達が飽きるか。そうしないと、この尋問は終わらない。
そんな事を知る由も無い男は、終わりが無いと知る事も無く。ただ全身を波打たせて性尋問に耐えていたのだった。
五月雨時雨
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