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遠い日のロボット
「第二の敗戦」といわれた東日本大震災と原発事故によって一気に荒廃した日本人の魂の風景の中で、その二ヶ月前に妻を亡くした、かつての人型ロボット開発者の胸をいま去来する思いは・・・。
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チグリスの岸辺での子供時代
子どもたちの姿を通して、いま甦る20世紀前半のバグダードの人々の暮らし。
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バグダード今昔物語
戦争や爆破テロ事件でしか知られていないイラク・バグダード。しかし、一方に、「アラビアン・ナイト」のバグダードには、面白おかしい日常の暮らしがあります。付録のバグダードことわざ集・方言集は必見!
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アッラーの大地にて
北アフリカ・リビア砂漠での人造河川計画の工事現場で働くサマシは、日々天空と地上の卑小な人間とに向き合う中で、アッラーの存在を問いつつ生きる。
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湖岸のアポカリプス
エホバの伝道者協会の伝道者木村敏江は虚飾の世俗に背を向け、ひたすらハルマゲドンの到来と楽園での日々を願いつつ、地方の小さな村で伝道の日々を送っている。だが、肝心の協会の内部には薄汚い世俗の論理がまかり通っていて、やがて敏江は組織内で後ろ指を指され、苦境に立たされることになる。
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ラーフィデインの谷
アナーキストとしての過去を持つ小塚幸助は、イラク戦争後の混乱した状態のつづく2004年のイラクに向けて旅立ったまま消息を絶った。そんな叔父・幸助の行方を追う姪のヒロエの耳に、次々といままで彼女の知らなかった虚像とも実像ともつかぬ幸助に関するうわさが届いてくる。彼女は困惑し、やがて迷路に迷い込む。二人のそれぞれの旅は、人間存在の根源を問う旅でもあった。本格派のミステリー小説。
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