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  • 閃光の果て 〜伊予灘の海に抱かれて〜 前編

    開戦70周年記念出版。 昭和20年八月六日、広島。当時16歳だった澄子は、一瞬の閃光によって、すべてを失った。家族を必死で捜して市内でさすらい、そして伊予での療養生活、さらに澄子は一人東京へ。さまざまな苦労を乗り越え、恋人との再会を願いながら、つましくも力強く生きる澄子。あの頃、若者はなにを考え、どう行動したのか。著者が自らの被爆体験を投影し、戦後を生きた一人の女性像に託して物語を紡ぐ。