中塚一碧楼とは、荻原井泉水や種田山頭火、尾崎放哉などとともに自由律俳句を代表する俳人です。河東碧梧桐の門下で新傾向俳句、そして自由律俳句へと邁進し、当時の俳壇に革新を起こしました。本書はその中塚一碧楼の代表的な作品を、百年を超える歴史を持つ、碧梧桐が設立し、一碧樓が受け継いだ海紅社の前社主、中塚檀氏と尾崎騾子氏が選句し、中塚唯人氏と編集委員の日野百草氏が編纂した句集です。 これまでの文芸書とは…

河東碧梧桐とは、高浜虚子とともに正岡子規の高弟とされた近代俳句の巨人。 子規亡き後は有季定型から新傾向俳句、そして自由律俳句を提唱し、当時の俳壇に一大旋風を巻き起こしました。本書は文芸の革新を目指し、俳句革命の寵児となった碧梧桐の代表的な作品を、碧梧桐自身が創立した百年を超える歴史を持つ海紅社の社主、中塚唯人氏と同社編集委員の日野百草氏が選句、解説、編纂した句集です。 史上初の電子書籍化…