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電子書籍サイトを手軽に構築できるクラウドサービス「Seesaa eBook Platform 1.0」の提供を開始2011年06月09日20:48

電子書籍の出版・販売サービス「forkN」を運営するシーサー株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:藤原研作 以下、シーサー)は、出版社やメディア運営者向けに電子書籍の販売サイトが構築できるクラウドサービス「Seesaa eBook Platform 1.0」の提供を開始しました。

■プロダクト概要
「Seesaa eBook Platform 1.0(以下、本サービス)」は、電子書籍の販売に必要な機能と運用環境を統合した電子書籍出版プラットフォームです。本サービスを利用することで、出版社やメディア運営者は、電子書籍の販売サイトなどを手軽に構築することができます。

本サービスは、シーサーが運営する電子書籍の出版・販売サービス「forkN(フォークン)」がベースとなっており、電子書籍サービスサイトとして必要となる「作成機能」「販売機能」「閲覧・共有機能」「管理機能」を網羅的に実装しております。

書籍の作成においては、ブログを更新する感覚で簡単に書籍編集が行えるインターフェースを提供するほか、画像ファイルの一括アップロード機能などを実装しておりますので、既に書籍の作成に必要な素材(原稿や書籍データなど)をお持ちの方にとっても大変使いやすいサービスを提供することができます。
また、ブラウザでの閲覧環境や利用者同士が様々な読書体験を共有できる機能を実装しておりますので「ソーシャルな読書環境」を提供できることが本システムの特徴となっています。

■主な機能
「電子書籍の作成」
販売する電子書籍の登録や編集を行う機能です。テキストや画像など原稿素材がある場合は専用のエディタから流し込みを行うことで登録でき、大量の画像はzipファイルによる一括アップロードもできるため、ボリュームのある電子書籍も容易に作成することができます。

「電子書籍の販売」
作成した書籍はHTML、PDF、ePub(※)形式に変換され、自社のサイト上で販売することができます。書籍のタイトルやカテゴリ、販売価格などを設定して公開するだけで販売開始となります。運営担当者向けには、日々の売上や書籍毎の販売状況がわかるレポート画面を提供します。

※ePubは多くの電子書籍リーダーがサポートする電子書籍用ファイル・フォーマットです。PDFやePubファイルを取り込むことでスマートフォンやタブレットリーダーでの閲覧が可能となります。
 
「電子書籍の閲覧・共有」
電子書籍を購入した読者には、ブラウザでの閲覧、PDFファイルのダウンロード、ePubファイルのダウンロードを選択させることができます。ブラウザでの閲覧時は、読み進めたページへしおりをはさんだり、コメント付きのふせんを貼ることができます。また、読んでいる書籍、しおり、ふせんなどの読書履歴を読者同士で共有することができる機能をご利用いただくことも可能です。

「管理機能」
運営担当者向けに会員検索、書籍検索、売上レポートなどサイト運営に必要な管理機能を提供します。

■提供形態
本サービスはクラウドでの提供を標準としていますが、インフラを含めシステム運用を自社で行う場合や、より多くのカスタマイズ要件に対応できる「OEM提供」、シーサーが運営する「forkN」との連携など、サービス運営面での協業を含めた「提携方式」による導入も可能となっています。

■DRM(デジタル著作権管理)について
著作権保護を目的としたDRMなどの管理機能は個別対応とさせていただき、標準機能には含みません。

■国際電子出版EXPOへの出展決定
本サービスは、来る7月7日より9日まで東京ビッグサイトにて開催される「第15回国際電子出版EXPO」に出展いたします。今後の電子書籍時代におけるデジタルコンテンツソリューションとして本サービスを広く紹介するほか、出版社やメディア運営社を対象とした説明会を実施いたします。説明会の予約については下記担当までお問い合わせください。



▼ 本リリースに関するお問合せ --------------------------------------
新規事業開発部:小林、加藤
http://www.seesaa.co.jp/pages/enq/input.pl?enq=24