早いもので今の病院に入院してもう1年半近くになる。入院は幾度目か数えきれない。そして入院の数と同じくらいの数の、いろいろな病院にお世話になった。もう40年近い精神病だから、そのリハビリテーションや休養なども少しは上達しても良さそうなものだが、なかなかどうしてどうして、上手く行かないものだ(苦笑)。昨夜も一昨夜も薬を飲んでも眠れなかった。さすがに今日は日中に短い昼寝を数回。それと病院内の売店へも少しでも歩く練習。まだ元気な自宅の父も、老いてもようやく覚えた携帯メール。パソコンだって、スマートフォンでの自宅の父との病状報告のメールだって、精神的ストレスなどとの上手な付き合い方のリハビリテーションだと思っている。投薬をうまく確実にするのも、もちろん重要な治療だ。特に薬は、副作用の見極めとうまい付き合い方が試されるというものだ。父とのメールは、向うも練習になるが、その誤字脱字誤変換だらけの難解な(?)文章を読み解くのだって、こちらもかなりの頭の訓練になる。妹によると父は、うまく打てなかったり疲れたりすると妹や母に八つ当たりするらしい(笑)。それでも、向こうは老いの、こちらは精神病の、重要で楽しい治療でありリハビリテーションなのだ。そのような、57歳と83歳の言葉のキャッチボールは今日も飽きずにそして懲りずに続くのだ。