小説の未来(6)

服部の名演技のおかげで芝居はうまくいき、首尾よく祐司を騙すことができた。それを機に、祐司は、詩織との恋愛がうまくいき、妹の体から離れることができた。ところが、祐司の愛撫を失った高城の巨クリは、寝床につくと愛撫を待つかのように毎晩勃起し、うずき始めた。ついに我慢できなくなった高城は、北原に祐司の代わりに愛撫してくれるように懇願した。

 

今後、兄妹(祐司と亜季)と女子同士(高城と北原)の禁断の恋が展開されていきます。また、親指ほどの巨クリをクローズアップして女性のオルガスムについても考えていきます。いまだ、アフリカなどでは割礼があり、女性に対する迷信と偏見がいまだ存続しています。近親婚の禁止、同性愛、などを通して“性と倫理”について考察しました。

⑨の白いカラスシリーズ「犬の夢」では、犬とカラスが、人間を客観視するドラマにしました。主人公は、CIAに騙されて子犬の柴犬にさせられた総理です。柴犬は、生徒たちにメイと名付けられる。メイは、九州自治共和党書記長である篠田教頭に関する情報を入手するように糸島中学に送り込まれます。そこで、メイは、手始めに授業の盗み聞きをします。バーバラ先生からは“英語”について、ルーシー先生からは、“徴兵制”について、日本の若者の考え方を知ります。

 

そして、メイは、職員室横の花壇で放射能の内部被曝で白くなって生まれた“白いカラス”風来坊と出会います。関東からやってきた風来坊は、物知りで、CIAのこともよく知っていた。メイは、風来坊からCIAの陰謀について聞かされ、騙されたことに気づいたが、もはや後の祭りだった。風来坊は、世界中のカラスから情報を集めていて、その情報を動物と会話できる亜紀に教えて行く。(亜紀の実の両親は失踪したため、現在、アンナの養女となっている)

 

その他のドラマも含めて、おしゃべりする犬、猫、カラス、ハト、など登場しますが、これらの手法は、夏目漱石の「吾輩は猫である」を参考にしました。

サーファーヒカル
作家:春日信彦
小説の未来(6)
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