小説の未来(3)

東野圭吾。「放課後」「卒業」「天空の蜂」「浪花少年探偵団」「魔球」「十字屋敷のピエロ」などの作品があります。彼の作品は分かりやすく、科学的知識を使ったトリックが面白いです。お薦めは「天空の蜂」「浪花少年探偵団」です。

 

夏目漱石。「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「三四郎」「こころ」「草枕」などがあります。人生を真摯に見つめる心とユーモアにあふれた感性が素晴らしい。お薦めは「坊っちゃん」「草枕」です。

 

 三島由紀夫。「仮面の告白」「潮騒」「金閣寺」「宴のあと」「音楽」などがあります。少し分かりづらいところがありますが、時代背景を考えながらゆっくりと読まれるといいでしょう。お薦めは「音楽」「宴のあと」です。

 

 安部公房。「R62号の発明」「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」「内なる辺境」「夢の逃亡」「無関係な死」「愛の眼鏡は色ガラス」「砂漠の思想」などがあります。かなり抽象的な内容で分かりづらいですが、彼の考え方は勉強になりました。私は、彼の考え方にかなり影響を受けたように思います。ぜひとも読んでいただきたい作家のひとりです。お薦めは「砂の女」「砂漠の思想」です。

 

春日信彦
作家:春日信彦
小説の未来(3)
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