若さとは浅き淵にて
過ぎ行く季節を知らずして
軽やかに流れゆく
今の私は深淵を覗こうとしても
がいている
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オルゴール
君の優しい温もりに
贈るものはこのメロディー
どうかどうか心閉ざさないで
産まれたてのような
君の涙は
ポロポロと零れ
空を夕焼けに染めた
甘く儚い花びらは
この胸の中燃え上がる
いつも
迷惑ばかりかけて
ゴメンね
愛してるのに
たまに一人になりたかったり
気ままな私…
たまに
扉の陰から覗くように
ご機嫌取ったり
猫みたいな私
ほんとに
こんな私と居てくれて
言葉にならない程
感謝してる…
いつもいつも君に
僕の窓
僕の窓は
一見たくさんあって
いろんな所に
繋がっているよう
でもね
いつもカーテンが
半分下がってる
薄暗い部屋の中は
孤独と不安が
つきまとう
この部屋を
光と薫る風で
一杯にしたいんだ
ねえ、誰か
この窓を開けて
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