あなたが、自分たちのため、と思って神経を擦り減らして、頑張っている節約ですが、それを止めると、以下のような恩恵を受けることができます。
①人間関係が良くなる
節約に関する細かいことでの言い合いが無くなるので、家族間での揉め事が少なくなります。
また、外部の人たちとの対人関係においても、付き合いが良くなるため、結果的に人間関係が向上します。
②ストレスない生活が送れる
細かいことで節約をしている自分にストレスが溜まる場合もあれば、節約に協力してくれない家族に不満が溜まることもあります。
「電気はこまめに消して」「水は出しっぱなしにしないで」など、注意する側も気分が悪くなるはずです。
また、せっかく外食に行ったのに、喉が渇いたのに飲み物を我慢したり、1年ぶりにお寿司屋さんに行ったのに、値段が気になって安いネタばかりを頼んでいては、外食の楽しみどころから、逆にストレスを抱えてしまいます。
心が健全であれば、健康が維持できますし、気持ち的に余裕のある生活を送ることができます。
③余計な時間を使わなくて済む
安いお店をチラシやネットでチェックしたり、スーパーのハシゴするなど、節約には多くの時間を要しています。
その結果、生活に疲れてしまってしまっている人は少なくありません。
この時間をあなたの好きなことやより大事なことに使うことができます。
それによって、ハリのある生活を送ることができます。
④心を豊かにする
これが「節約をしない」ことによる最も大きなメリットです。
具体的な例でお話しすると、例えば、休日に家族で車で遠出をするとします。節約一家は高速を使わずに一般道路を走ったところ渋滞にはまってせっかくの休日が台無しになってしましたが、こういうときぐらいはと高速で向かった別の一家は楽しいレジャーを過ごすことができました。
「家族での余暇」というのはお金で買えるものではない、大切な想い出です。将来お金に余裕ができたときには、子供は親離れしてしまったり、あなたが同じ風景でも感じるものが変わったり、と実は同じ時は二度と戻ってこないのです。
同じようなことは外食でも言えます。
外食というのは、子供にとっては、非日常的な体験です。
家で食事をしたときのことは覚えていないでしょうが、外食をした記憶は大人になっても覚えていることがあるでしょう。
更に、記念日のプレゼント。
家族や大切な人への、誕生日などのプレゼントは、金額とは関係なく嬉しいものです。
逆に、私は、過去、友人の出産祝いのプレゼントをケチってしまったことがあるのですが、そのことを未だに後悔しています。
⑤結果的にお金が手元に残るようになる
いつも節約している、我慢しているという気持ちが潜在意識に残っていると、あるときに脳がどこかで「その見返り」を求めています。
それが、衝動買いだったり、アルコールに走ったり、間食や食べ過ぎになったり、という形に現れてしまい、結果として節約を超える出費をしてしまっているということが少なくありません。
⑥将来、お金が向こうからやってくるようになる
これについては、後述します。