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第一章 お金を借りる方法( 2 / 8 )

1.国から借りる

タイトルを目にして、「国からお金なんて借りれるの?」と思った方が多いのではないでしょうか。

意外に知られていませんが、国は国民の救済や支援のために「総合支援資金貸付」というものを設けています。

失業等によって日常生活全般に困難を抱えている人を対象に、必要な資金の貸付に加え、ハローワークなどの関係機関による継続的な相談支援をセットにした制度です。

各地域の「社会福祉協議会」というところが窓口となって受けつけています。

 

この「生活福祉資金貸付事業」の対象となるのは、低所得者世帯、障害者世帯、高齢者世帯の3つとなっています。

あなたが対象になるとすると低所得者の部分になると思いますが、定義は所得基準でケースバイケースで、例えば家族3人の世帯なら年収480万円以下などと決められています。

 

借入できる金額は、そのお金を何に使うかによって変わってきますが、例えば以下のような感じです。

・生活支援費:単身世帯で月額15万円、2人以上の世帯で月額20万円。

・福祉費:引越で50万円、就職のための技能習得で130万円~。

・教育支援費:入学時50万円、月額高校で3.5万円まで。

 

これでお金を借りることができれば、金利も1.5~3.0%と低く、更に連帯保証人をつけることができれば無利子になるので、申請してみる価値は十分にあると思います。

 

ただし、失業保険を受けれる人はそちらが優先するよう指導されるようですし、資金の性質が貸付なので返済見込みはきちんと審査されるようです。

 

 

地域、担当者によっても、温度差があると聞いているので、まずは相談してみるのが良いと思います。

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作家:伊達龍吉
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