台湾全土に古跡認定を受けた日本近代建築物が100か所以上あります。保存が遅れ崩壊寸前のもの、新たに手が加えられ往時を偲ぶ術のないものなども有りますが、大半のものは現在も施設として利用されております。
植民地の善悪論議は他に譲るとして、日本内地が未成熟の状態のなか外地台湾に、よくぞこれだけのものが造れたものだと感心いたしております。これらの建築物からは明治大正人の心意気、情熱、男のロマンが、ひしひしと伝わってきます。
竣工時期、古跡認定種類、設計者、所在地、エピソードなどをご紹介していきます。
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