6.カタカタ英語でイイでしょう・その3
一般的に日本人は、英語人に話しかけられた時に引いてしまう傾向、というのがよく言われるお話です。それがなぜかは、日本人の完全主義がそうさせていると私には思えるんです。
その解決法とは前回も申しましたけど、「日本にいる日本人が、普段使わない英語を上手いはずない」と最初から思うことです。
そこで私からの提案は、もし街で英語人に、
「道を聞きたいのですが」
と言われたら、こうはっきり言うことを心がけて下さい。
それは~
「ジャストモーメント、アイアムジャパニーズ。ソウ、アイキャンノットスピークイングリッシュ、ベリーウェル」
「ゼン、プリーズスピーク、スロー・スロー、OK?」
と最初に言って相手を説得する。最初にこのくぎを刺しておけば、彼らは一生懸命あなたのカタカタ英語を聞く態勢を整えてくれるのです。
なぜ英語人と対峙した時に躊躇してしまうか?
それは、ネイティブとカタカタのギャップがあって、それでは通じないだろうと日本人が思いこんでいるからです。
そこで相手にゆっくり話してもらえれば、ほとんどコミュニケイションはとれます。この判断は、英語人に合わせてもらえばイイじゃないかです。
これは、あなたが相手を、カタカナ英語の世界に引き込むことと言えるでしょうか。こうできたら、あなたの過去の知識が100%使えるのです。
それができたら、あなたの英語は今まで以上に相手に伝わることは間違いありません。また仕事場・レストランでお客様を迎えた時、ウェルカムとまずお相手し、
・何名様でしょうか ・おタバコはお吸いでしょうか ・今日のランチは〇〇です
をカタカナ英語でやればいい。
そのとき、発音など気にすることはありません、自分の経験してきた範囲でやればイイんです。してあなたの言うことを相手が判らないになった時には、
アイムソーリー、ビコーズアイアムジャパニーズ
と笑顔で答えたら、それでOKになりま~す。
そもそも異国人同士、国際会議じゃないんですから話の全てが通じなくてもよろしいのじゃないかと思いますよ~。