「すいません。おにがここらへんにすもうとさっききたのですが、いつごろならはいってもいいでしょうか」
「そうやな、あといっしゅうかんぐらいしたらええわ」
「いっしゅうかんですか。わかりました」
ももたろうはおにのいえをたずねていった。
「おにさんはいますか」
「よう、なんのようじゃ」
「いっしゅうかんごにひっこしてきてくれますか」
「ほんまに、ええんか」
「はい」
いっしゅうかんご
「きたぞ」
「それでは、あいさつにいきましょう」
となりのいえにももたろうとおにはあいさつしにいくことになった。
「はじめまして、きょうからきんじょにすむことになったおにです」
「はじめまして、ここらではたけをしているものです」
「それでは、きょうはいわいのえんかいですね」