<shiraseの見学会で日帰り千葉へ>
新緑が日の光を浴びてキラキラ輝く。
川を渡したロープには大勢の鯉のぼりが風に吹かれて元気よく泳いでいる。
5月だね、五月晴れの連休の一日。お台場へ海浜公園へ、ディズニーランドへ、
舞浜からはシンデレラ城とマウンテンが懐かしく見えた。
駐車場の車のボンネットが夏の日差しでまぶしく反射している。満杯のようだ。
羽田沖から海で結べば船橋も近いだろうが、乗換3回は時間がかかる。
羽田空港でミュールから運動靴に履きかえて、コインロッカーに預ける。
手ぶらで活動、これ一番。
人口密度が高い分、列車のダイヤが乱れる事も多い。ち
意外な駅で暫く止まった。
shiraseは大きかった。5月の太陽が暑くて汗ばむ。
船内も熱気でムンムン、甲板に出ると海風がとても涼しく心地良い。
乗船のタラップは、とても登りにくい。降りにくくもあった。
登る時の向こう側が見えて、高所恐怖症の私はかなり怖かった。
両手で手すりをしっかり持って上り下り。
船内の階段は50°の急なものがいっぱい。揺れたり、雨や水で濡れるとけが人が多く出たらしい。
25年の就航で、かなり具合の悪くなった人は数人未満。 (健康な身体の強い人を選んだらしい)
6ケ月間の南極の旅。海の上は怖いだろうなぁ。
「3つのあい」
・愛情・アイコンタクト・愛嬌
・時代に敏感であれ、自然が厳しいと人は優しくなれる。
2010年5月29日
9:12発サンダーバード9号、金沢行き、グリーン車のひとり席。
疲れで、鯖江まで爆睡。
福井・芦原温泉、加賀温泉と田園風景が広がる。田植えは終わっている。
日本海側は雲が広がっている。
金沢駅からタクシーで白鳥路ホテルへ。加賀料理のランチを食べて散策へ。
白鳥路のベンチには、猫を撫でながら座る老人が2人、犬と猫マリーと書かれた乳母車を
引いている老人とすれ違う。
天気が悪いせいか、森の小路はひっそりと薄暗い。
モニュメントの銅像が、ドキッとする様に立っている。
2010年5月30日
お琴の音色に見送られて金沢を後にする。
田植えの住んだ田んぼを黄色い麦畑がパッチワークの様に広がる。
青々とした山脈が目に優しい。曇った空の下にはけぶった様に北アルプスが見える。
福井に入ると太陽の光が、久しぶりの日の光だ。
田植えを終えた田んぼに、太陽の光が反射して眩しい。
緑の絨毯を敷き詰めたような山々が光と影のコントラストを奏でている。
琵琶湖は周囲235m、淡路島とほぼ大きさ。正に関西の水がめ。
近江富士が綺麗に見える。白いヨットの帆が紺碧の湖にとても目立っている。
積乱雲が南の空に!関西は暑そうだ。青空が懐かしく感じる。
日本海側の寒空から夏空へと転じている。
まもなく京都、私の旅もまもなく終焉を告げる。
芦屋から三宮に向かうむJRの車窓から、六甲山にたち込める霞か雲か、
白いベールをかけたようなススマード法の山が見える。今日の神戸は蒸し暑そうだ。
鉄人、陳 建一さんの四川飯店で、料理長・小園 博文氏。
スィングジャズっぽい、ピアノ曲がファイヤーとテラスで火が輝く。
7時40分というのに、まだ、青い空が見える。錦帯橋の夜は、まだまだ・・・。
・生ビール2杯、小龍包5個、海老餃子5個、杏露酒ロック1杯、担担麺。
心の中に、ポッカリ空いた部屋がある。
そこで私は言葉にも形にもならない物たちと、静かに向き合う。
詩の行間のように、日本画の余白のように、なんにもないままに、
いつまでも残しておきたい、大切な私の部屋。 富弘 作
<博多山笠> 7月14日~
お天気は小康状態の曇り、蒸し暑い。
永遠の夢だった。、祇園博多山笠に来た。
14日 午後4時から中洲流れが流れかき、おいっさ、おいっさの掛け声と共に、
街が祭り一色となる。
ねじり鉢巻き、単発、白いふんどしに、流れの着物を着て、胸をはって、
堂々と、大きな声を出して、男らしさの満開だ。
沿道からの勢い(きおい)水が空を舞い、水しぶきがより一層の熱気へと変わる。
山笠を担ぐ皆の力でひとつのものを協力しあって力を出し切る。
日本の美、建国の魂ともいえる。勇壮な祭りに一言、感動の文字しか見当たらない。
5時からは、中洲川端に一層の人が集まる。
博多座前、沿道の人達がひしめき合って、携帯やデジカメ、ビデオを撮る。
大黒流れの流れかき。小さな子供達も一生懸命、大きな声を出して走る。
幼少の子供達は、お母さんに連れられて、ねじり鉢巻き、白ふんどし、着物を着て、
自転車の上や、道で、流れを見ている。とても可愛い。
将来の山笠を担ぐ男の子たち、中には女の子の姿もある。
15日、生憎のシトシト降る雨。
夜中の1時、櫛田さんの傍にある冷泉公演前(冷泉交差点)には、交通整理のお巡りさんがカッパを着て、駐車の車に移動を促す。無線で山笠の到着時間を連絡し合う。
土居交差点付近に人が集まり始める。此処に全部の山笠が集まるのだ。
1番山笠が1時23分到着、続々と到着して、ヤーの掛け声と共に、
流れの衆がおいさっおいさっと、山笠の周りを取り囲む。
博多ジメでご挨拶、しばしの打ち合わせの後、本番に備えて解散。
灯の点った提灯の並ぶ沿道に一列、明日の本番を待つ山笠が勢ぞろいする。
3時までに全員が集合。