「おい、お前、こないだの合コンで知り合った彼女ともう別れたんだって?」
「ああ」
「ああって、お前、あんなに彼女と意気投合してたじゃないか!」
「ああ」
「ああって、彼女はまるで新鮮なフルーツみたいだってはしゃいでたじゃないか!」
「ああ、確かに。『ピーチ』のような初々しい頬。
『ストロベリー』のようなキュートな唇。
たわわに実った胸は
はち切れそうな『マスクメロン』……どれをとっても彼女は魅力的だった……」
「じゃあ、なんで付き合うのやめたんだよ!? ひょっとして性格がちょっぴり酸っぱいレモンのような柑橘系だったとか?」
「それならまだましだよ」
「いったいどういうことだよ?」
「まつたけ・・」
「まつたけ・・? ハッ! ま、まさか!!」
「ああ、そのまさかだよ。俺は悪夢を見てしまったんだ。
俺の清純だったケツは・・。」
「もうよせ!それ以上話さなくていい! ・・・大変だったな。まぁ飲め。」
「ううっ」