「いいですか! 諸君。これからはもっともっと多くの情報が共有されていか
ねばなりません!それには民間企業のように大いにインフォメーションテクノロジーを活用すべきであると考えます。犯罪捜査には素早い情報共有こそが、最も
必要不可欠なのです! そこで私は早速その情報を共有すべく君たち捜査員のためにそのサイトを立ち上げました!今後は大いにそのサイトを使用して犯罪撲滅
を目指してくれたまえ!」
15分後。
「ボス! 署長の意気込みは確かにわかるんですが……。これってただの書き込みをするサイトじゃあないですか……。それにこのサイトのネーミングなんとかなりませんかね」
捜査一課では、各々パソコンを開いた捜査員たちが呆れた表情でそのサイトを見つめていた。
サイトにはこう記されていた。
†††
『パーポ君とけいさつ男とけいさつ子のワイワイ広場』
「うむ。こりゃひでぇな・・」
「ボス、署長にネーミングの提案したほうが良いのではないでしょうか」
「そうだな。
『パーポ君とけいさつ男とけいさつ子のワイワイ広場SNSホームページ』 が良いと提案してみよう」
全員「 ちょっとまて 」