目立ったじゃらじゃらが嫌で携帯のストラップは、少な目に付けていた。
もちろん、車のキーのアクセサリーもそうだった。
JKには、人気があったみたいだが、俺には、チャラチャラ好きのファッションは、似合わなかった。
歳かな!? JKやマニアが流行の先端に立ち、社会を創って行くとテレビで言っていたけれど、俺もそう思っては、いたものだった。
また、この頃は、携帯を見るのが好きだった。
と、いうのも内緒の話、彼女が出来たからだった。
『メールが来るのが、凄く楽しみだし、嬉しいっちゃ。 ダーリンは、元気で仕事してるっちゃっ』
ポーカーフェイスな俺だが、内心は、凄く嬉しかった。 心は、ルンルンだった。
しかし、別れる時が、来た。
それは、相互の《考え方》の違いからだった。
俺としては、結婚したら、家庭に入ってほしかったが、彼女は、《仕事第一》だったからだ。
彼女は、《人の命を救う看護婦さん》で、それが、子供の頃からの夢であったからだった。
家族(愛)が一番か、仕事(夢)が一番かで長い時間をかけてもめて、結果 平行線状態で破局したのだった。
俺には、夢を諦めろとは、決して言えなかったからだ。
《スムーズに事が運ぶのが幸せの法則だと思っていたから、俺は、とても残念に思えた。 でも、その時に過去を振り返らずに前に進んで行こうと考えたのだった》
『もう、人生の半分 ネガティブな考えをしていたから、残りの人生の半分は、ポジティブな考えにして行きたいと思った。
なぜなら、また違う何かが見えて来るかも、しれないからと、信じていたから』
ストレス発散からか、迷宮に入り込んじゃったのか、おのずと飲んだり、煙草を吸ったりする行動が増えて、止められないように成って来ていた。
《このままでは、いけない》とお尻が言ってくれていた。
大出血サービス!? 痔で肛門から、血が出た。
紙でお尻を拭くと真っ赤な血が付いていた。
(アッ、ヤッバ・・・)
女性なら月一度のケースだけれど、俺は、本気で焦った。
良い意味で《神(紙)》様が教えてくれたのかも!? 有難い話です。(汗)
でも、アルコールを飲むのを止めるとなると結構 厳しいものが、あるんですよね~、2日目位で飲みたくなる衝動に襲われるんです。
結構×3、辛いんですよね~。
別に手が震える訳では、ないのだけれど。
(辛・泣)
少しずつ×2、頑張って行こうっと。
1日×2、アルコールを抜く休暇日を設けて行こうと。
(汗)
社会に負けないように。
1人の女性に決めようという考え方のある反面、世の中の事を疑い過ぎて、浅く広く色々な女性と付き合った方が良いのではという考え方も自分の頭の中にあった。
なぜなら、一番近くの家族である父とケンカばかりしているので他人の女性と結婚しても、仲良くしていける時間が長く続くとは、とても思えないという考えもあったのは、事実だった。
しかし、今の俺が、考えぬいた末に出した結論は、1人の女性に決めるだった。
もう、遊んでいられないという考え方から、出した答えだった。
1日でも早く人生のパートナーを見つけて親を安心させたかった。
もう、後悔をしたくなかった。
積極的に婚活活動を続けていく。
もう、恥ずかしい何て言ってられないと思っていた。
タイブの女性を探していく、長~く付き合っていく、性格も確かめていく、真剣に結婚も考えている事も相手に伝えていく。
私は、趣味で小説を書くのが好きだった。
子供の頃から映画を見るのが一つのストレス発散方法で もし、機会があれば映画を作りたいと、日本を代表し、ハリウッドにも認められる映画を創りたいと思っていた!?・・・・・・夢
一家の大黒柱が体調を崩した。
家族共々、介護疲れをする。
介護に疲れて共倒れする話しが解るようになる。
家族で助け合うようになる。
両手を付いて頭を下げ、「これから、お世話になります」
最後は、妻の名前を言い続けて、父は、他界した。
この期間中も誰にも云わずに二人の愛を育み続けた。
父の代わりにいとこの結婚式に出席した時に結婚を決意した女性の写真を携帯のウェイクアップ表示で母に見せた。
無表情で無言・・・・・・。
突然な事で複雑な気持ちなのだろう。