ねこふくろう
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由井青朗
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R-18
ねこふくろう
北のしずかな雪の町( 2 / 7 )
ひとりぼっちのこどもがいれば 家にまねきあたたまらせ
いつまでいてもかまわないと やさしい目をしていいました
ふせんをはる
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北のしずかな雪の町( 3 / 7 )
しずかにほほ笑むそのひとも いまではこしがまがって
しろいひげのおじいさん いえはこどもたちであふれてる
あるばんねどこのなかで とおくちかくにこえがする
つきよのひかりにてらされた ふしぎなふくろうのこえがする
ふせんをはる
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北のしずかな雪の町( 4 / 7 )
ほうほうほう ごろごろ ほうほうほう
こんやはとくべつなつきのよる
あるじがあなたへお礼のために
おまねきしたいとよんでます
ほうごろごろ ほうごろ ほうほうほう
ふせんをはる
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北のしずかな雪の町( 5 / 7 )
しずかにほほ笑むその人は ねむる子どもたちにキスをして
ふせんをはる
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由井青朗
ねこふくろう
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東にある村の話
西の見わたすかぎり砂の国
南の国のまずしいむすめ
北のしずかな雪の町
おしまい
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