ねこふくろう

南の国のまずしいむすめ( 1 / 9 )





南の国のまずしいむすめ あいしあうのは貴族の男

ひとの目からかくれながら おさないころのやくそくをむねに

南の国のまずしいむすめ( 2 / 9 )





ある日くにでうわさがたった 貴族の男に手紙がきたと

その日お祝いのまつりになった 手紙のぬしは王女さま

南の国のまずしいむすめ( 3 / 9 )





国をでたのはまずしいむすめ ふたりは結婚するという

貴族の男のしあわせをねがい おさないころをおもいながら

南の国のまずしいむすめ( 4 / 9 )





貴族の男はおいかける まずしいむすめをさがすため

貴族の男は家をでた まことのこころをつげるため
由井青朗
ねこふくろう
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