なきまくら
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由井青朗
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R-18
なきまくら
ある まんげつの夜
ゆめちゃんが なかなかねつけずに おきていると
まくらが きれいな 歌をうたいはじめました
それは いつもとちがって 高い声でした
ことばは わかりませんが それは赤ちゃんのような かわいい声でした
ゆめちゃんがねむるまで 歌いつづけてくれました
なきまくらには
赤ちゃんやこどもの ねごとはごちそうです
なんだか おもしろいですね
ふせんをはる
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ある日 ゆめちゃんにお母さんがいいました
「 ゆめちゃん 今日これからね お母さん お出かけしなくちゃいけないの
おかあさんが 帰ってくるまで おるすばん おねがいね 」
「 うん だいじょうぶ まかせて 」
ゆめちゃんは元気よくこたえました
ふせんをはる
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「 それとね もうすぐしたら
はなちゃんが おばあさんと
ここにくるから
なかよく あそんでてね 」
「 えっ ほんとうに! うわーい やったあ 」
ふせんをはる
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きょうは まくらであそぼうとおもったけど・・
はなちゃんがくるまでに どこかに しまっとかなくっちゃ
ゆめちゃんは いそいでまくらを おしいれに かくしました
しばらくして
ピンポーン 「 ゆめちゃーん 来たよー! こんにちわー 」
あ もうきちゃった
「 はーい いまいくよー! 」
ふせんをはる
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