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邪馬台(やまと)三国志(全)

高田 康利
1,944円
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司馬遷の信念に従い、記紀など資料、中国史書、内外の伝承、神社の縁起、地名の由来を織り交ぜながら、倭奴国と邪馬台国の生い立ち、互いに覇権を争いあった歴史、その末に大和朝廷が成った歴史を物語化しました。
古代史の常識や通説を歴史的観点から検証していくと、戦前から信じて疑うことのなかった皇統万世一系も、戦後に「百余国を束ねる王朝など存在しなかった」と教えられたことも、誤りです。邪馬台国史の全貌がとんと解明できない原因は、ここにあります。一から考え直して、再構築する以外にありません。
大陸の古い歴史を背負ってきた渡来人たちが築きあげる上古の歴史は、魂の再来・古の善政再現・孫子の「戦わずして勝つ」の実現に挑戦した歴史でもありました。それらが織り重なって流転する様子は「三国志」をはるかに凌駕して、世界中に誇れる歴史だったのですが、記紀系譜は、
神武―崇神―応神とあるべきところに、神武―崇神の間に大日本家八代(綏靖~開化、大日本王)を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国(日本朝)王四代を割り込ませて、万世一系に改ざんされてしまいました。
本書の王系譜は、これを本来の姿に正したもので、国宝に指定された海部氏系図と合致します。これに沿って事跡を並べ替えると、一世紀前半に始まる倭奴国王朝すなわち天地(あめつち)の誕生秘話、大乱前後の状況、女王ヒミコの生涯、大和朝廷誕生の経緯がくっきりと浮かび上がってきます。
 

目次 - 全457P

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