サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その2) ~リタイヤ志願者がするシミュレーションとは~

もくじ( 2 / 2 )

もくじ2

24                                     会社を辞める時期を探るシミュレーション

24                                     貯蓄額を大満足させるためのシミュレーション

25                                     資金が間に合うかどうかのシミュレーション

25                                     特殊な要因が今後の生活に及ぼす影響

26                                     シミュレーションするときの注意事項

28                                     毎年の貯蓄を予備費以上にキープすることは大事

29                       年別の現金収支見通し一覧表が活躍する場面

31                       予算の利用状況管理について

34                       立てた予算になんとか収めるためには

34                       家計簿の作り方

38                                     家計簿への計算式の入れ方

39                       前年の実績を上書きする

41                       基本となる年別現金収支見通し一覧表は一つに決めておくこと

42                       「ギリギリ予算でのリタイヤ」が可能になりそうな・・・

46                       あとがき

前冊の概要( 1 / 1 )

前冊の概要

 前冊の概要

 

 この本の前冊「サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その1) ~いくらあったらリタイヤできる?~」では以下のようなことを説明しました。

 

 生活費の収入と出費を費目に分けて、それぞれについて大雑把に金額を見積もることを行いました。費目は集計が複雑で面倒にならないように最小限の費目に集約して、次の費目を使うことにしました。さらに各費目の額をどう手間要らずの簡単に見積もったら良いか、その方法を列挙しました。

収入:【会社からの収入】【退職金の収入】【公的年金の収入】【その他の収入】

出費:【住居費【家のメンテナンス費用】【インフラ費】【一般家計費】【所得税】【住民税】【国民健康保険料】【国民年金保険料】【生命保険など保険料】【医療費】【車両関係費】【交通費】【行動費】【高額な出費】【予備費】

 

 各費目は毎年発生するものについては1年間分の見積もり額を、時々あるいは1回きりしか発生しないものは、その1回分の額を見積もることにしました。その見積もり額に今後の自分の一生と思う年数を掛けて総額の収入額と出費額を算出して、リタイヤしてからの総資金と総出費を見比べ、思うようなリタイヤが資金的に射程距離に入りそうかどうかの大雑把な検討をしました。

 

 今回の本の説明は、上述した収入と出費の見積もりが済んでいるという前提で、その続きの説明をいたします。

概要( 1 / 7 )

この本で説明することについて

 ★この本で説明することについて★

 

 この本で説明することは、リタイタ後の生活費の資金繰り推移が予測できる表を作り、それを活用して「もし暮らしがこんなだったら予算はいくら必要になるのか?」という自問に自答できるようなシミュレーションをすることと、生活予算に入るように実際の出費をやりくりすることです。

 

この本での検討手順2.JPG

概要( 2 / 7 )

年別の現金収支見通し一覧表とは

 ★年別の現金収支見通し一覧表とは★

 

 年別の現金収支見通し一覧表とは、この本の前冊、「サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その1) ~いくらあったらリタイヤできる?~」の最後にも添付しました。年を横軸に、貯蓄・収入と出費との年別推移を記入したものです。表計算ソフトで作成した参考例は以下のものです。


年別現金収支見通し一覧表VER2.JPG
大庭夏男
作家:大庭夏男
サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その2) ~リタイヤ志願者がするシミュレーションとは~
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