七転八倒

「絶対に許せない」と言う人たち~沈黙を守る

社会的、政治的な問題で、
「許せない」と言う人たちが少なからず居ることは非常に残念だと思う。
敢えて言いたい「なんと心が狭いのだろう」と。

許せない、それも「絶対に」というのはどういう意味だろう。
それは、その人の狭量さはもちろん、
想像力の欠如。
つまり相手の気持ちになって物事を考えられないということを意味するのだと思う。
しかし、そう言うと必ずと言っていいほど、
「お前は"被害者"の気持ちになれていないのじゃあないか?」
などと応酬されるかもしれない。
しかしもしそうなったら、沈黙を守ったほうが偉いということになるのかもしれない。

もちろん沈黙を守って訴えられたりして、損をするかもしれない。
世の中は損得勘定でしか動けない愚かな人たちが多い。

和尚とJ.クリシュナムルティー

P1000297.jpg

 

本書の始めの方で和尚は、
J.クリシュナムルティについて、
彼は一生を棒に振ったなどと述べている。
私は別の和尚の講話などで
和尚はJ.クリシュナムルティもブッダであるように言っていたのもあり、
自分でもクリシュナムルティを読む限り、
彼もまたブッダであると思っていたので、
ショックを受けたとは言わないが、
さて?と混乱気味である。
誰か信頼のおける人で、
彼ら両方を読んだ人がもし居れば訊いてみたいのだが、
残念ながら、
そういう人は知らない。

比べないという気づき

彼と自分、
あの時と今、
社会と自分、
あそことここ、
などなど。。。。
とにかく比べないことが幸福であることのすべてだと昔読んだ。
そして今また、ふとしたことがきっかけでそのことに気づいた。

 

 

 

 

 

特別秘密保護法

いま国会で審議されている特別秘密保護法ってと言うか、施行後の社会ってと言うか、
何が何だかと言うか、何から何まで、
普段から強力な妄想を抱いている統合失調症でないと暮らせなくなりそうですね。
3.11以降特に私が予想していたことが現実になってしまったと思っています。
大げさだとお思いでしょうが、それは民主主義と資本主義の終焉です。
何も中国や韓国から潰されなくとも、日本国民は先の選挙において、
自ら国が自滅するような政権を選んでしまったのですね。
あるいは結局また、官僚支配の国に戻っただけとでも言うべきでしょうか。
これからの日本は、皆が何も言えず、民主政権が抵抗し多くの人が夢見た、政治主導ともほど遠い、
官僚の思い通りになるようです。
篠田 将巳(しのだまさみ)
作家:shinoda masami
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