「(とにかく、登ろう・・・歩道橋の上から、途中で、あきらめた自分の姿を直視しよう・・・いまさら、どうにもならんだろうけど・・・もう一度、考えてみよう・・・・・色んなことを・・・)」
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・・・・・
「(・・・・・内村?)」
ドクッ ドドッ ドクッ ド ド ド
心臓が高鳴っている。
歩道橋の、てっぺんに内村。
空間が回転する。
内村の先に、ヤンキーが3人
さらに、その先に・・・・・
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