チェルト君の死から6年がたちました。この間2007年から、HPに上げてきた87編のエッセイを再編集して、この本(その1 その2)にしました。
チェルト君の存在は、僕達にとってあまりにも大きく、彼の死は、僕達の生活、そのものを大きく変えてしまいました。
なんだか、シュナウザーのチェルト君が、僕達、夫婦の本当のボンディングの存在だったのかもしれません。
僕は30年間、3頭のM.シュナウザーと過ごしました。楽しい思い出と、死という悲しみを味わってきました。
最初のアンナ(19歳で天国へ)から、娘と一緒に嫁に行ったб(ベーちゃん:14歳で天国へ)、そしてチェルト君(9才で天国へ)の3頭でした。
最初のアンナとの出会いから、僕はM.シュナウザーから、ずっと卒業できませんでした。シュナウ離れができなかったわけで、シュナウザーだけが犬で、他のワンちゃんには全く心が動きませんでした。何だか、それだけ濃密な関係を持っていたシュナウザーの考えることが、かなり分かるようになった気がします。
チェルト君は、ほんとに頭が良くて、自分を犬とは思っていなかったような記憶が幾つもあります。
つらい時間が経って、やっと、このエッセイを書き始めた時のネタが、約90エピソードでした。これらの一つ一つのエピソードは、僕の心の中に鮮明に残っています。
M.シュナウザーを愛する皆さん、読んでいただいてありがとうございます。M.シュナウザーの考えることの一旦でもお伝え出来ていたら、それが僕の喜びであり、チェルト君の存在した意味でもありましょう。僕には、チェルト君は偉大な存在でした。
バイバイ、チェルト!!
著者プロフィール
徳山てつんど(德山徹人)
1942年1月1日 東京、谷中生まれ
1961年 大阪市立大学中退
1966年 法政大学卒業
1966年 日本IBM入社
システム・アナリスト、ソフト開発担当、コンサルタントとして働く
この間、ミラノ駐在員、アメリカとの共同プロジェクト参画を経験
海外でのマネジメント研修、コンサルタント研修を受ける
1996年 日本IBM退社
1997年 パーソナリティ・カウンセリングおよびコンサルティングの
ペルコム・スタディオ(Per/Com Studio)開設
E-Mail:tetsundojp@yahoo.co.jp
HP: http://tetsundojp.wix.com/world-of-tetsundo
著書
Book1:「父さんは、足の短いミラネーゼ」 http://forkn.jp/book/1912/
Book2:「が大学時代を思ってみれば…」 http://forkn.jp/book/1983/
Book3:「親父から僕へ、そして君たちへ」 http://forkn.jp/book/2064/
Book4:「女性たちの足跡」 http://forkn.jp/book/2586/
Book5:「M.シュナウザー チェルト君のひとりごと その1」
Book6: 「M.シュナウザー チェルト君のひとりごと その2 」