サラリーマンからリタイヤする手順

リタイヤまでの手順( 1 / 2 )

リタイヤまでの手順

リタイヤまでの手順


 この本で言いたいことは、リタイヤをすべきか、しない方がよいか、よく考えてから行動して欲しい、ということです。そのためにはリタイヤ後の自信のある生活計画を立てた上で、実際にリタイヤするときに欠かせない手続きを踏んで進める、ということが非常に大事です。


 手順とは、リタイヤ後の生活計画をたてることが最初の目標で、家族にそれを打ち明けて理解を得ることがその次の目標になるというような、やることの順番です。もし将来の計画も何もないうちに「俺は近々会社を辞める」と言い出したら揉めるのは目に見えています。「この計画を立てたので辞めても十分生活できると考えている」との説明をして、家族に理解してもらうようにしましょう。


 会社を辞めたいと願望が生まれてきてから、リタイヤを実行するまでは手順をつくり、順に着実に進めると抜けが起き難くなります。この手順に沿うことは面倒ではありますが、面倒を避けて早まってリタイヤしてしまうと失敗したらその後は再就職が難しいでしょう。取り返しの苦労を思うと多少面倒でも手順を踏んだ方がいいと思います。

 retireprocess2012091603.jpg


この「リタイヤメントへの手順の図」は、私がリタイヤに至った経験を手順にしたものです。

リタイヤまでの手順( 2 / 2 )

さらに詳しい説明について

さらに詳しい説明について


 リタイヤメント生活を計画するとき「何についてよく考えたら良いか?」これが問題です。この問題は難しいですが「こうしたらどうか」という推奨をしながら別の本で説明したいと思います。私は、上記の「リタイヤメントへの手順の図」にある各ステップで以下のような事をやってきました。

 retireprocessstep2012091604.JPG

 それぞれどのようなことを考え、何をどう判断したかについて、別の本でもう少し詳しく書いてみたいと思います。 


 ただ、上述した内容も、別の本で書くことも、私が推奨できりことだと考えていることなので、万人に適用できる保証がありません。あくまで私という個人が行った1種類だけのアーリーリタイヤメントのアプローチですから、それを踏まえて、ご自分で考え判断してください。

大庭夏男
作家:大庭夏男
サラリーマンからリタイヤする手順
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