病院のリハビリがダメにした症例 実はこんなに回復します!(完結)

ファイルナンバー1 クラッシュシンドローム( 3 / 4 )

クラッシュシンドローム(挫滅症候群)改善事例 その3 管理者の対応

で、この方に管理者は何をしたのか?

って、皆さんは、かなり、管理者のブログとかほかの書籍とか

読まれていると思いますけど。

実は、管理者のいつもの手技というのは

リラクゼーションでしかありません。

、、、、

つまり、このお客様に、改善が認められたというのは

手前味噌でいえば、リラクゼーションの効果になりますけど

そんなはずはありませんよね。

いえいえ、一般論での話です。

 

リラクゼーションは、最大の武器であると思っていますけど。

一般的には、相手にされない領域に該当しているといえます。

ま、そのことはどうでもいいんですけど

実際に、お客様の柔軟性ということで

症状が改善してきたのであれば

それは、特に神経への刺激でもなんでもありませんので

つまり、極論ですけど

自然回復にほかならないということです。

????

ですから、私に言わせてもらえば

このお客様は、自然回復の要素を最初から持っていたのに

それを、最大限の回復をできないような何かの力に支配されていた。

と思うんですね。

その何かが、柔軟性の改善によって、効率よく改善に転じたということです。

????

では、なぜ、急性期の病院でのリハビリは

そのような対応とならないのでしょうか?

そして、こういう人が、例外的な事例、お客様であるのか

それとも、氷山の一角であり

どんどんと、地域に追い出されているのか?

皆さんはいかがお考えでしょうか?

 

実は、ほとんどのリハビリのお客様というのは、このような

間違ったといいますか、思慮に欠けた対応で

放り出されていると考えております。

ま、もう少し、事例を重ねてから、要するに

管理者の対応事例が、特殊例外的な存在ではないということを

これでもか、というくらい、紹介しながら、考えてみたいと思います。

しばらくは、事例の説明をどんどんと行いますけど

よろしく、ご理解をお願いします。では。

ファイルナンバー1 クラッシュシンドローム( 4 / 4 )

クラッシュシンドローム(挫滅症候群)改善事例 その4 補足です

ファイルナンバー1で紹介したお客様は、要するに、急性期の状態では

ほとんど、回復困難、そして、希望的な状況をお客様に持たせることなく

介護保険でのリハビリというものにシフトしているんですね。

、、、、

たとえば、ご自宅から、急性期の病院に外来通院するとかの

医療の継続ということは、その急性期の病院では誰も検討すら

していないというのが、事実です。

、、、、

この方の、ご家族と面会させてもらったこともあるんですけど

やはり、管理者が説明するような事象については

どこでも話を聞いた事がないとして

いろいろな方向性を提示されなければ、やはり、何を選択すれば

いいのかということを、決めかねるということを

話されていましたけどね。

、、、、

ま、こういうお客様の場合、医療としての入院のリハビリ

要するに、入院中のリハビリの後のことをしっかりと考えなければ

本当に気の毒と思いますけど。

それよりも、なによりも

ものすごい矛盾した状況を認めているわけです。

、、、、

もし、発症からの時間経過の問題で

このお客様のように、状態が改善するのであれば

なぜ、急性期医療の現場から、そのような発信がないのでしょうか?

そして、介護保険の現場で、特に医療的なバックアップができない

情報もない、機器もない、そんなところでの

それも、リラクゼーションだけでの対応で

改善するような所見であったとしたら

いったい、急性期医療の現場では、なにを根拠としての

リハビリ対応が行われたのか?

って、思いませんか?

、、、、

では、次の事例に話を移していきますね。

ま、このお客様のその後につきましては、いずれどこかで紹介する

ことになると思います。

ファイルナンバー2 肩手症候群( 1 / 1 )

ショルダーハンドシンドローム(肩手症候群)改善事例 

ファイルナンバー2として、新しいお客様を紹介します。

片麻痺のお客様です。どちらの麻痺とは言わないでおきます。

とにかく、いわゆる肩手症候群の相当、強烈な症状を

デイケア利用開始のころには、認めた方です。

とにかく、肩の痛みの強さ、もちろん、運動制限も重度に近かったんですけどね。

仰向けに寝ていての、肩の屈曲の動き

つまり、前習えのように腕を持ち上げていくときには

いわゆる90度くらいのところが、限界であったわけです。

ま、重度の制限とまではいきませんけど。

で、いつでもシップをされていましたけどね。

それと、特記すべき事象として、

前腕の動きですけど、通常は、私たちの前腕というのは

顔を洗うように、手のひらを上向きにできるようになっています。

しかし、

この方につきましては、手のひらを上に向けるなんて状態ではなかったんです。

そういう動きの制限がかなり強かったということです。

、、、、

、、、、

ただし、この方の状態は、私が経験してきて

予後もある程度イメージはできたんですけどね。

実は、それよりも、はるかに改善を認めたということなんです。

????

では、今の状態を申し上げますけど。

肩の運動制限は、多少は残っていますけど

とにかく、それほど積極的に対応するという必要はなくなりました。

もちろん、普段の生活で、肩の痛みは

とっくの昔に改善しています。

シップは全然、使わないでいるそうです。

 

そして、前腕の動きですけどね。両手で顔を洗うということ

あるいは、麻痺の手で、手櫛のように頭を触ったりとか

ほとんど違和感なくできるんですね。

、、、、

、、、、

申し上げておきますけど、この状態になったのは、病院を退院して

デイケアに通い始めてからなんですね。

いかがでしょうか?

こういうことは、ざらに経験するわけです。

え、偶然のお客様ではないのか?ってですか、、、

では、引き続き、ファイルナンバー3でも肩手症候群のお客様の別の事例を

検証してみることとしましょう。

ファイルナンバー3 別の肩手症候群( 1 / 4 )

ショルダーハンドシンドローム 悪化事例 その1

今度は、お客様の状態が悪化してしまったということを考えてみたいと思います。

????

いえいえ、一時的には症状が改善したんですけど

その後の展開として、実際には、症状が悪化したということ

ま、元に戻ったという言い方もあると思いますけど。

そういう方のことを説明します。

 

男性か女性かとか、そういうことも申し上げませんけどね

一応、左麻痺としておきます。

ファイルナンバー2の人とは比べ物にならないくらいの

とんでもない重症事例なんですけどね。

ほとんど肩を動かせない状況であり。

さらに、手指の伸展拘縮の極端なお客様でした。

、、、、

ま、ほとんど、状態は改善しないでいたものの

それでも、少しは痛みもラクになってきたかという程度でしたが

微妙ながら変化はみられるようになってきたんですね。

いえいえ、管理者のリラクゼーション対応の結果です。

????

それなのにどうして悪化事例なのか?

、、、、

、、、、

ですから、このお客様も、もはや、とんでもない状態であったというのが

実は、病院の入院期間中に状態が悪化していたということを

入院していたところの退院時要約に書かれていたんです。

????

よくわからなくてもいいんですけどね。

肩手症候群というのは、どうして生じるかといいますとね。

片麻痺のお客様には

急性期において、麻痺側の上肢を動かせる機会があったときに

麻痺の程度によっては、肩への負担が非常に大きかったり

不用意に動かしてしまったということで

間接周囲のダメージがこじれたようになる場合があるんですね。

、、、、

もちろん、そこには、亜脱臼などの所見も絡むかも知れません。

で、気がついたときに、痛みが発生していますとね。

そうでなくても、麻痺の上肢は、相当の重さを持っていますので

日常的に、痛みが緩和するということへのコントロールは

思いのほかできにくいんです。

つまり、腕の重さが直接、そして持続的に肩関節にかかっているということです。

で、肩周辺は炎症を起こし、腫れたような状況を認めるわけです。

肩を通過しているのは、別に筋肉だけではなく

指先にまでいく血管も、神経も通っていますよね。

そうでなくても、ただでさえも、動かせない腕が

手先、指先まで腫れてしまう、むくんだ状態があるということですから

さらに、自律血管調節機能というもの、つまり、手のひらの発汗ってありますよね。

緊張すれば、手に汗をかきますけど。そういうことです。

そのバランスがくずれ、いつでも手のひらが汗ばんだようになります。

このよう状況を、肩手症候群と呼んでおります。

 

勉強になりますかね。

ま、それで、このお客様が、どうして、悪化事例になってしまったのかは

このあと続けて説明します。では。

 

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
病院のリハビリがダメにした症例 実はこんなに回復します!(完結)
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