病院のリハビリがダメにした症例 実はこんなに回復します!(完結)

ファイルナンバー5 片麻痺の歩行( 1 / 6 )

片麻痺の歩行改善中の事例 その1

女性とも男性ともいいませんけどね。

片麻痺のお客様がおられます。

結構元気にデイケアに来られていますけど。

実は、麻痺はかなり重度であると思っております。

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で、ステージだけ申し上げますけどね

上肢3 手指3(2) 下肢4(3)

という感じでしょうか。ま、括弧つきで説明するくらい

あまり、より上位のステージの要素が少ないということで

イメージしていただきたいわけです。

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で、具体的な説明をするのではなく

このお客様は、今、歩行練習を行っていますけど

実は、急性期の入院中に、装具作成も検討されたんですけどね

実は装具を作らなかったという経緯があり

今も、装具は使っていないんです。

????

いえいえ、お客様の意思として、装具には好意的に

なれなかったという状況のようですけどね。

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で、無理に勧めるのも心証を損ねるということで

結局、装具は使用せず

その代わりに、アンクルライトというソフトなサポーター的な

ものを足首に使用して

歩行練習を病院で行ってきたという方です。

杖は、当然ですけど、4点杖(スモールベース)です。

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で、足関節は、どうなっているかといえば

若干、尖足、つまり、やや筋の短縮傾向による

尖足という感じになっております。

これで、足関節の動揺性が大きければ

そして抵抗感が、屈曲、伸展いずれにもあまり見られない場合には

下垂足という状況になるんですけどね。

つまり、足関節は背屈することが

あまりできない状態で、つま先が引っかかるという歩行状況を

常に認めているんですね。

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ただし、ご自宅で

生活されていますけど

自宅内では、靴を履くことがありませんので、

比較的すり足で、引っかかることが少なく歩けているという

そういう状況にあるんです。

????

それでどうしたのか?

、、、、

問題は、いくつかあるんですけどね。

一番は、それでも、ご本人様は

上手に歩きたいというわけです。

これって、とんでもなく専門職泣かせの無理難題であると思うんですね。

いえいえ、管理者は別ですけどね。

装具なしで、こういう状況の中で

本当にリハビリとして、歩行練習が十分に進めていくことができたのか?

それを、数回にわけて検証してみます。

で、どうして、こういうことを紹介するのかも、あわせて説明していくことと

いたしますけどね。では、とりあえずはここまでにしておきます。

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片麻痺の歩行改善中の事例 その2 

装具療法ということは、実は管理者は

このように認識しているんです。

必要な時期にきちんと使用、適用することで効果を期待できる。

????

で、片麻痺のお客様の装具療法というのは

実は、そうではなく、あくまでも症状固定という段階になって

言い方は極端ですけど

お客様が使えなくなる状態まで、つまり

歩けなくなるまでは、装具は永久的に使用するものとして

処方されているということです。

そして、決して、リハビリでも、装具をはずせとは言わないわけです。

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ま、当然のように思えるでしょうけどね。

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装具のことは、いつかまた、これでもか!って書きますけどね。

大抵、身障者手帳によって作成されるということですから

それって、症状固定という意味での装具の適用とするのが

きわめて一般的な解釈であると思います。

つまり、装具を作ったら、それを取ることができないというのが

通常、リハビリの業界の共通認識になっています。

????

で、装具療法を拒否されるという事例は、これもまた極めてレアな

ことと思うんですけど。

そういうお客様に対応するときには

実は、装具を使用してみての状況を比較の土俵に上げてみなければ

価値といいますか、必要性が理解できませんから

この方にも、施設にありましたオルトップをつけたりして

様子をみていますけど。

やはり、きちんとした装具でなければ

足の重さを支えることができないので

どうしてもつま先の引きずりが生じてしまいます。

ただし、それは、お客様の靴を履いているときに顕著であり

ご自宅ですと、屋内靴下だけで過ごされていますので

あまり、問題にはなっていないようなんですね。

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今、管理者は、この方には、かなり頭を悩ましているんですけどね。

しかし、実は、状況は徐々に改善傾向にあるんです。

そして、今のところは、装具の必要性がかなりあったとしても

靴の調整や、杖の調整でなんとかまだ、歩行自体の改善が

認められるものと認識しているんですね。

もちろん、そのメカニズムということもあるんですけど。

そのことは、次回の記事に紹介しておきたいと思います。

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どうして、こういうお客様を経験しなければいけないのかと思いますけど

こういうお客様から学ぶことが、実にたくさんあるんですね。では。

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片麻痺の歩行改善中の事例 その3

装具療法については、実は、ほかのお客様についても

いろいろと試行錯誤しながら検証しているんですけどね。

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実は、もっとも困るパターンというのがあるんですけど。

????

それが、装具によって、さらに背屈できる人であっても

そのことを装具によって、結局、邪魔をされてしまうというケースであるわけです。

、、、、

これは、プラスチック装具の場合のほうが顕著にみられると

思うんですね。

ただし、プラスチック装具であっても

その強度的に、やわらかめの素材といいますか

お客様の体重などもあるんですけど

多少の足関節の背屈が、認められるような装具もありますけど。

通常の場合では、プラスチック装具、つまり靴べら型短下肢装具

SHB(shoe horn brace)

と表記したりしますけど

それが、逆に、歩行の改善をストップさせてしまうことも

相当あるのだろうと考えております。

 

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ま、お客様のことで話をしますけどね。

特に、やや緊張の亢進、つまり痙性ということですけど

そのような状態で、足関節の背屈が困難であり

つま先を引きずってしまうというお客様は、意外と多いんです。

ですから、今回のお客様も

たまたま、装具は用いていないんですけどね

それって、治療側からすれば、困り者のようにも

感じてしまうわけですが

よくよく考えてみれば、こういうことが本当にお客様に

きちんとできるのか?

という状況を想像できるわけです。

 

たとえば、一人で装具の装着が簡単にできるのか?

畳の上とか、装具をつけたままの生活を送るのか?

などの理由です。

もちろん、ほかにもたくさん考えられると思いますけどね。

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ですから、決して装具を用いるだけでなく、逆のことで

生活を送りやすいということ、もっと平たく言えば

お客様にストレスを感じさせるのであれば

たとえば、介助するとかしないとかの問題もありますけど

できるだけ、何も使わないということでも

対応方法を考えて、それで、だめだったら、さらに異なる方法論に

すればいいだけのことと思うんですね。

????

ということで、このお客様を考えると

治療そのものは、非常に進みにくいわけですけど。

しかし、逆に言えば、工夫のしようが、いろいろと試せる事例でも

あると思っております。

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ですから、通常の装具を用いているお客様のほうが

かえって、それは症状固定としてしまえば

何もしなくてもいいんですけどね。

実は、それは、さらに改善していく可能性

つまりは、歩行そのものが、もっと上手になるということを

放棄してしまう所業になっている、そういう可能性も極めて高いものと

思うんです。

、、、、

いえいえ、現在の、装具処方ということは

実際に、症状が固定している方として、行うわけですけど。

決してそうではなく、意外に、早期から適応となっている人も

このところ、割合として多くなっているようにも思います。

これは、医療費抑制ということもあるのでしょうけど

あまり、リハビリに長期間かけすぎないようにしているためなのかも

知れませんね。

、、、、

ということで、この事例5で紹介しているお客様にも

日々、歩行が良くなっていくための対応を展開しています。

もちろん、装具そのものを使うことはしていませんけどね。

????

非常に単純なことをしているだけです。

そのことは、次の記事に紹介しておきますね。では。

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尖足の対応方法を一部公開します!

事例5のお客様のように、装具を使わないでおられるという

片麻痺に関係したお客様も、しばしば経験するんですけどね。

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特に問題になるのが、いわゆる下垂足です。

本当は、片麻痺の所見ではありませんけどね。

腰部症状なんですけど

しかし、どういうわけか、装具的な処方が非常に行われない

そういう領域であると思います。

、、、、

皆さんも、そうは思いませんでしょか?

え、お呼びでない(苦笑)。

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ただ、下垂足の対応と、尖足の対応というのは

まったく、考え方が違いますので

どちらのほうが装具を必要としているか?

ということを申し上げますと

管理者の見解として、下垂足の装具は、80パーセント以上は

あはは、数値的な根拠はありませんけど。感覚的にそんな感じ。

そして、尖足での装具必要性は

5から6割くらいのお客様であると思うんですね。

、、、、

いえいえ、別に装具反対運動ではありませんけどね。

なぜ、そのくらいに感覚的にでもとどめるのか?

それは、やはり足関節の運動制限が

装具の中で生じてしまうということを考えての見解です。

????

尖足では、はっきりいえば、アキレス腱を代表格として

下肢の裏、後ろの筋肉は、とんでもなく短縮を認めるのです。

そういう人が非常に多いんですね。

ですが、特にプラスチック装具(SHB)では

足関節を固定してしまうために

それ以上、つまり装具の角度以上に

足関節の背屈がおきることが、放置されてしまうんです。

つまり、こういうことを症状固定として、説明されてしまい

それ以上の背屈が改善しないということの理由となっているのです。

もちろん、このことは、医療関係者であれば

明らかに常識的な事象として、別に問題にもならないわけです。

????

しかし、これは明らかに誤認です。

よくなる方法論を、本当に用いて、お客様の最後の対応として

装具適用となったとしても

実は、装具がさらにラクに取り付けることができるとか

だんだんと、つけなくてもいられなくなるということは

決して、珍しい事例ではなく、比較的、多くのお客様が経験される

ことであると思っています。

ですから、それなのに、安易に、装具を処方しても

それがやがて不要になる可能性があるのであれば

別に、はずせるのであれば、最初から作らなくても

可能性があったということを意味すると思うんですね。

ま、このお客様には、最初から装具なしでの対応を

余儀なくされていますので、特に説明はいらないんですけどね。

とにかく、管理者は、このお客様の、アキレス腱の柔軟性を

高めることを、十分に対応しているわけです。

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何だか、矛盾していることを説明しているようですけどね

この背景については、次の記事にしておきましょうね。では。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
病院のリハビリがダメにした症例 実はこんなに回復します!(完結)
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