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「自殺のわけねえだろ・・・・・」
スーツ姿の男が呟いた。
「(ん!?・・・あの男は・・・)」
アルバイトの時間が近づいてきたので店に向かう。
「(何で、あの男が・・・)」
雲が高速で流れていく。
指をザックリと切ってしまった。
全身が、少しずつ、血に飲み込まれていく。
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