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原初への帰還下巻

吉尾慶次郎
420円
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筑波の応用生物研究所の高畠チームが、DNAに作用する未知の物質を発見。その物質は不安定で、
それまで安定した状態で確認されていなかったものだが、その物質を研究所の高畠チームの一員
橘徹らが抽出し、持続的に存在させることに成功する。
一方成田では、経済問題を話し合う国際会議に出席するために原島総理らが政府専用機で空港を
飛び立とうとしていた。
丁度その頃、ホテルチェーンを経営する仲橋信吾が、家族で休暇を楽しもうと自身の経営する
ホテルのある八丈島に家族を迎えに行くため、自家用機で八丈島の空港を飛び立つ。
その小型機と総理の乗った政府専用機が空中で接触、小型機はバラバラとなり墜落、
政府専用機は海上に緊急着水する。海に投げ出された総理は意識不明で救出されるが、
総理の意識は回復せず、医師団も手をこまねいていると、高畠チームが発見した新物質が
意識を回復させるかもしれないという情報が政府関係者に齎される。藁を掴みたい総理の
秘書官伊東らは、高畠教授に依頼し、まだその物質がどんな作用を人体に及ぼすか不明のまま、
その物質を総理に投与した。総理の意識は奇跡的に回復する。しかし、その物質の作用で総理は
超人的な能力を発揮し始め、その能力の虜となった原島は、ひそかに服用を続ける。
やがて、その物質の働きで彼自身の肉体が変異し、生命の原初の姿になろうとしていた。
 

目次 - 全144P

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