嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第4巻(完結)

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記事851~900( 6 / 50 )

記事856 コメントをいただいているので紹介します!

ブログ閉鎖についてコメントをいただきました。

原文のまま紹介します。


ottkatora先生こんばんは!
片麻痺ブログ閉鎖されるんですね…
こんなに長期に渡って患者や患者家族の立場で発信して下さる方は居ないのに、その発信が医療現場に届かないのが残念です。

確かに私も父がこの様な状態にならなかったらこのブログとも出会わなかったのかもしれないけれど、今こうして知った以上は自分なりの発信をしたいと思ってます。
新しいブログの方も楽しみに読ませていただきます。

そして片麻痺の事について色々教えて下さってありがとうございます。
先生から頂いたアドバイスと今までブログに書いて下さっている事を読み返しながら、父の所へ通い実行中です。
歩行については股関節がしっかりしてない感じが気になるところですが…。
裸足で歩かされた時は足指が丸まって痛かった事があったみたいです。
またアドバイスいただけたら嬉しいです。

、、、、

で、以前に私もこの方の状況を想像して

説明させていただいたんですけど

実は、あれ、おそらく誤った判断ではなかったのか?

ということが判明しましたので

あらためて、この方の状況を説明しなおしたいと思うんです。

前の記事に書いたときに

一瞬、下垂足を疑ったと書きました。

それはブログみればそのままですけどね。

おそらく、この方の場合は下垂足に見えるような状態であるとして

いいのではないかと思います。

????

はっきりいえば下垂足とは言いにくいんですけど。

どちらかといえばまれなんですけどね。

今日、デイケアのお客様で、私がはじめて対応する方が

いたんですけどね。

その方とちょうど重なるんですね。

、、、、

つまりこういうことなんですね。

今回のコメントで

どうにも引っかかるのが、股関節が不安定そうである

という部分です。

通常のプラスチック装具対応を行うお客様は

痙性足ということが非常に多く大半としてよいわけですね。

しかし

まれにこういうことがあるんです。

緊張が低いままであれば

下肢には、いえいえ足関節には

むくみや重力の影響で

当然循環障害が起こり

そのために、足先にかけて硬い状態が生じることが

あるんですね。

説明が不足していますけど

そうであったとして

実際には下肢そのものに

あまり緊張が亢進しているのではなく

むしろ低下傾向ということがある場合には

こういう現象が起こり

そのために

痙性足とは違うんですけど

また、下垂足とも違うんですけどね

足関節がどちらかというと

内反尖足という状態がみられるという状況に

どうも、この方はあてはまりそうなんですね。

、、、、

で、当然ですけど

下肢や体幹のトーンが低い場合でも

このような状態が実は、上肢の同時収縮

すなわちバランス反応を持続させるということで

今日見てみたお客様も

上肢は非常に硬めな状態になっていました。

というように

どちらかといえばレアなケースになると思うんですけどね。

先回書いた記事の私の迷った部分が

本当は、そっちの判断が近かったということになります。

しかし

なかなか、こういう状態になるという人は

少ないんですね。

下垂足でむくみがあるということはよくあるんですね。

つまり足関節の可動性は相当あるということ

しかし

低緊張でそのまま、足部がむくむような状態で

さらに足関節の硬さが生じる

あるいはアキレス腱が短縮傾向になる

そのため

この方のコメントには

はだしで歩いたときに足の指がまがってしまうということが

かかれているんです。

しかし、股関節が不安定であるということ

つまりは、下肢全体の傾向として

低緊張であり、さらに足関節が背屈できないために

膝をロックしてしまったとなると思います。

ただ、緊張が低めであったとしても

下肢全体の裏側の筋肉の短縮傾向があり

結局は、そこの柔軟性を改善させるということが

やはりポイントになると思います。

コメントをいただいたお客様には

あらためて、訂正し、お詫び申し上げます。

ただ、意外とありそうでいて

案外みられない所見であったということで

ご容赦ください。

、、、、

で、このブログも閉鎖しておりますけどね。

今日だけですでに4500ページ読まれているんですけど

ま、あわてて読まなくても

まだ大丈夫ですのでね、しばらくは

ゆっくりおよみくださいね。では。

管理者 ottakatora

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記事857 コメントをいただいております!

ottkatora先生毎日暑いですね!
今日は父の日でしたが良い1日だったでしょうか?(笑)

私はこの間アドバイスいただいた事を続けているのですが、父の歩行に付いている時に、いつもは右腿の辺りにぶら下がっていた手が初めて横にきました。

右側に重心を意識して、前を見て歩くよう父も気をつけ始めたところでした。
そして自ら杖を持ち上げて3歩ほど歩いて見せました。

あんなに右側に重心を持ってくるのを怖がっていた父なのですが、少しは右側に加重出来ているという事なのでしょうか?

後、下手ではありますがリラクゼーションを左右の足にしているのですが、リラクゼーションの後に麻痺側の足首を曲げ伸ばししたり、回してみたりは、いいでしょうか?

考えてみると、父の足と手の状態はどちらも付け根の部分が弱い感じで似てるな…と。

またお時間の許す時にアドバイスいただけたら嬉しいです。

、、、、

ということで時間はありませんが

ちょっとだけ回答しておきます。

自然に下肢に荷重が均等になっていくということは

非常に良い傾向ですが

つま先が床に引っかかるということがあるため

転倒のリスクそのものが非常に高くなるということは

いつでも注意していてくださいね。

それから、

リラクゼーション後は足首は動かしてなんら問題はないと思います。

また、どうしても左体幹の特に背中側には

過緊張のためのこわばりがあると考えられます。

腰のあたりもできればときどき

ほぐしていくというのが

さらに身体の力が抜けてくるように思いますけど。

腕も脚も似た傾向があるというのは

おそらく

右半身が

後ろに引かれているような姿勢が

要するに骨盤も肩甲骨も

右側は、若干後退しているような状況があるため

本来は働いているべき筋肉が

あまり働かない状態でも

ま、身体の使い方ですけどね

どうしても左側で動かしていいるので

引っ張られるということでの影響であると思います。

、、、、

ま、余談ですけど

下肢の荷重ということでは

できるだけ足にどのくらいの体重がかかっているか

ということで

ヘルスメーターに

片足を乗せてみて

今、麻痺側にはどの程度の体重をかけているのか

そういう感覚を

左右できちんと数値化しておくというのも

ひとつのモチベーションを高める方法論であろうと思います。

、、、、

では。とりあえずこのくらいで。お大事になさってくださいね。

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M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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